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駿河湾中心のライトショアジギング、農業のブログ

回る作太郎 AKS-130L

Franceでは生ごみは回収してくれないので、各家庭でミミズコンポストを使って処理しているそうです。
自治体によって違うかもしれませんが、週一回くらいしか回収がないそうです。

日本はゴミ袋が指定有料だったりするくらいなのでとても充実しているというか、日本人の包む文化などもあり、過剰包装だったりします。

コンポストと聞いて知らない人も多いでしょうが、微生物に有機物を分解してもらい、土(たい肥)に分解する入れ物と言えばよいのでしょうか。

直訳はたい肥になります。

牛糞からできた牛糞たい肥は40Lで300円以上しますし、家庭生ごみでたい肥を自作してしまえばコスト削減になりSDGsにも貢献できますので、コンポストを導入してみました。

回る作太郎 AKS-130Lです。

コンポストはバケツみたいなタイプと、回転式があります。

バケツのような方式だと攪拌が面倒で分解も時間がかかり、虫の発生やにおいの発生のリスクも高いです。ミミズ式であればにおいや虫の問題は少ないようです。

対して回転式は空気に触れるためか好気性菌が活発になり、においも虫も少ない、攪拌の手間が少ない方式になります。ただし価格は1万円ちょっとしました。

店頭になかなか売っていないので通販で購入し組み立てました

外に置くことを想定してか、ねじなど金属部品は最小限なのですが、組み立てが単純なのですが、難解でコツが必要でした。

使い方はいたって簡単で、畑の土を少量入れて、コーランネオを加えて、生ごみを投入して1日一回回転させるだけです。線虫捕食菌とかも入れた方が相乗効果があるかもしれません。回転式にはカルスは嫌気性なので効果は微妙かも?

投入してすぐに白カビが生えて分解順調でにおいもないです。

この130Lタイプは左右2か所入れるところがあるのがポイントで、ある程度いっぱいになるまで片方に投下、最後に投下したゴミは分解されるまで時間がかかるので、たい肥化が終わるまでもう片方に投下開始すればよいので生ごみを投下できない期間が発生しないのが良いです。

雨に濡れすぎると腐ってしまうためそこは注意が必要です。軒下に置くかシートをかぶせておいたほうが失敗が少ないです。

投入できるものは有機物にかぎられます。ビニールとかは分解できませんので注意。
あと、卵の殻は分解に時間がかかる、生ごみでも肉や魚は虫の発生リスクが高まるので投入しない方が良いです。魚は畑にそのまますきこむのが良いでしょう。

驚いたのが回収に出すゴミの量と重さが減ったこと!
生ごみってこんなに多かったのかとぜひ全国展開するべきシステムです。カラスも生ごみがなければゴミを荒らす機会が激減するでしょう。

説明書によると、不要になったら製造メーカーに送ると引き取ってくれるようです。

もとをとるには40L(300円)×40=1600Lのたい肥を作らないといけませんがどうでしょうか、作成できたたい肥の量も記録してみることにします。

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