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Power is everything more is better

駿河湾中心のライトショアジギング、農業のブログ

自然農薬

なんと言っても適用作物は野菜類なので農薬取締法を考える必要性が薄いのがうれしい所
効果は限定的なので、これだけで大丈夫というわけではないのが奥の深い所


ナメクジやカタツムリなど粘液系の表皮を持つ虫に有効
アリも忌避効果あり

石灰
消石灰は薬害多少あるが直接葉面散布で病気予防になる
そのまま散布で人が吸ってしまうと健康障害もあるので注意
苦土石灰でもアルカリ度が低いが同様に効果があると思われる
安全なのはカルシウム液肥を葉面散布する方法か
いずれにせよ最近見直されている石灰パワー
土壌改良においても天然石灰は連作障害を軽減させると言われる
苦土石灰だと効果持続が限定的だが、天然石灰は非常にゆっくり効くため長期作物にも有効

ストチュウ
とうがらし+酢(木酢液でもOK)+酒(焼酎など)
手間がかかるが確かに害虫忌避効果はありそう

ボルドー液(銅水和剤)
銅でないと防げない病気があるようで、ローテーションに組み入れたほうが良いと感じている

バチルス菌(トアローなど)
薬剤に抵抗性のついたチョウ科害虫に有効
効果の強さは確実に劣るので、予防的意味合いが強いか
病気対策のついでに混ぜておくような使い方ができる

菌資材
農薬ではないが、センチュウ捕食菌を肥料として散布するとセンチュウの密度を減らすことができる。広く販売されているわけではなく、送料などを考えると高価
もともとセンチュウ捕食菌は世界に広く生息している

えひめAI・・・もともとはアコヤガイの養殖、水質の改善のために愛知県産業技術研究所が開発したもの。作り方も公開されている。

えひめAI1とえひめAI2があり、後者が家庭菜園では使いやすいか

1.5L作る方法


  • 納豆のネバネバ 4粒分くらい
  • ドライイースト 小さじ1(6g)
  • ヨーグルト 75g
  • 黒砂糖(粉末)75g
  • 2Lペットボトル
  • 水でもよいができればコメのとぎ汁1500ml
材料をペットボトルに入れて混ぜる

砂糖でもよいが黒砂糖のほうがミネラルが補給できるらしい

温度を35度から40度ほどにキープして1日置く

発酵ガスが発生するのでボトルの蓋は開けておくか、ガスの逃げ道を作る

200mlの水を足して35度から40度をキープし1W置く

ph4くらいになっていれば成功

腐敗すると悪臭がする

できたものの不純物を濾紙などで取り除いて

希釈して散布して使う

1000倍は少し薄く頻繁に散布しないと効果が薄い

500倍から1000倍くらいで良い?

灌水なら100倍でも良い

温度管理が重要だが、熱帯魚のポンプを使ったり、加熱したりと方法はさまざまあり

冬はヒーターなど必要だが夏は特になくてもできそう

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