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駿河湾中心のライトショアジギング、農業のブログ

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ショアジギングのライン

ショアジギングをはじめ海ルアー釣りが流行し始めた理由のひとつとしてPEラインの普及がある。
    PEラインのメリット
細い糸であっても強い強度を持つ
細いゆえに風の抵抗が少なく遠くまで投げられる
伸びがないため感度がよい
擦れなければ耐久性がよい

 PEラインのデメリット
細い糸の集まりであり擦れに弱い
伸びがないためショック切れしやすい
専用ガイドを搭載したロッドでないと強度問題や糸がらみが起こる
リーダーシステムを作る必要がある

尚、太さの規格統一がなされていないため、メーカーによって同じ号数や強度表記であっても太さが異なる。

オススメPEライン


よつあみ G-soul スーパージグマン X8 = YGK XBRAID SUPER JIGMAN X8

耐久性がとてもよい、上手に扱えば切れることはほとんどない、10mごとにカラーがあり何m飛んだかわかりやすい、コーティングは最初張りがあるが、使うとしなやかになる。パッケージ記載の通り色落ちはします(特にピンクと緑)。1号200mで3500円程度。300mはちょっと高いが長く使える。強さのよつあみ。細くて強い、しなやか。単色緑ラインになるがアップグレードシリーズもほぼ変わらない使い心地でこちらもオススメ。3000円を切る価格で入手できる。未知の安いラインを使うより、ちょっと高くてもスーパージグマンorアップグレードを使ったほうが結局安い。間違いなく信頼できるのはよつあみ。近年海外展開する上で社名と製品名を替えた模様。よつあみ=YGKである。



何号を使うか
よつあみでいう1号前後が良い。超ロングキャストを狙う場合やスーパーライトショアジギングでは0.6号を使ったりする。0.6号では扱いにとても気を使う。対大物に備える人は1.5号も良い。1.5号で30ポンド(ナイロン7号以上相当)あれば引っ張り抵抗は申し分ない。結び目がどうしても弱くなるので糸の耐力より実際は強度が落ちる。ちなみにナイロン1号は4ポンド、5号20ポンドで9kg-αくらいは大丈夫。1.5号は堤防では良いが飛距離が欲しいサーフでは1号以下、太くて1.2号を使いたい。60gを投げるなら指をかけるところが傷むので1.5号は欲しい。
大型狙い思考になってきた最近はもっぱら1.5号を使用中。うまく使えば1年以上は余裕で使えるし、キャストを繰り返しても痛みが少ないです。ヒラメタックルは1号。
youtube等見ていると、堤防でも2号以上を使っていたりする人が多い。沖堤防やポイントが近い場所では余裕をもって2号を使うことも耐久性のメリットがあると思うが駿河湾は飛距離重視でできるだけ細いラインのほうが有利と言える。ブリクラスであれば、1.5号30ポンドで十分である。

何本編?
PEは細い糸の集まりであるから、8本の方がしなやかで強度が強く、風や流れの抵抗を受けにくい。しかしすごい変わったなと思うような違いはなく、些細な違いである。細糸ほど良いラインを使った方が良い。

マーキングライン
何m飛んだのか、どこで深くなったり浅くなったりするのか、障害物がどのへんにあるのかを把握できるので値段は上がるが利点は多い。フグなんかが大群でいるときはマーキングラインをみてかじると言われているので単色がよいと言われている。

XBRAID upgradeは緑単色ラインだが白マーキングはあり

200m巻
多く巻いておいてしばらく使ってから逆から使うと二度美味しいが面倒なので行っていない。糸巻き量はバックラッシュしない程度にスプールのふちに当たらないほうがいいので、下巻をして調整する。この作業は意外と面倒なので慣れない人はショップに頼んだほうが手っ取り早い。シマノは表記ほど巻けないことが多く、ダイワは表記に近い量巻ける。高切れすることを考えて200m以上を推奨する。堀田さんいわく、150mなんて意味がわからない。同感。200m以上はコストが高いから今の所微妙だけど、長く使うことを考えると結局安い。新しくラインを巻く場合はテンションを高くする事が難しい。使用後に多少痩せるのでちょっと多いかなくらいに調整しよう。

糸の巻き方
店頭で買った場合は糸巻き装置を貸してくれる。ネット購入は自分で糸巻きに棒を通して誰かに持ってもらうと楽。濡れたタオル等でテンションをかけながら巻いたほうがバックラッシュを避けられるが強いテンションをかけるのはなかなか難しい。最初の使い始めはスプールに糸がなじんでいないため、重めのジグ等で、フルキャストせずに徐々に飛距離を伸ばしていくとトラブルが少ない。

下巻き
好みの太さの糸をそのまま巻いてもうまくスプールの淵にぴったりと合わせるのは難しい。そのため下巻きが必要になる。200m以上も走られることは皆無だが、同じ号数のPEラインであれば電車結びで下巻きと連結させるのも良い。

無駄なく使う方法
残150mになったとしても巻き始めの30mはほぼ未使用状態であることが多い。捨ててしまっても良いが、リールからリールに巻きなおすことで使い倒すことが可能。

ショックリーダー
擦れに強いフロロカーボンの糸が良い。専用ショックリーダーも売られているが、ハリス用で問題ない。もっともお得なのは船用の100m巻きのもの。フロロカーボンはクレハ社が素材を作っているため同社のシーガーシリーズに定評がある。太さは5号前後、4号から7号が良い。リーダーの長さは1ヒロ1.5m前後でよい。ロッドのレングスの半分ちょっとが投げやすいのでロッドに合わせて微調整を。可能な限り長い方が耐久性のメリットはある。投げるときはPEとの結び目を先端ガイドから出して投げるのがベター。長すぎて結び目がガイドと擦れると糸切れの原因となる。短すぎても傷ついてラインを切るときにリーダーが短くなり問題が出てしまう。




シーガーは安価で使いやすい

高級フロロカーボンは良いのか?
シーガーシリーズでもグランドマックス、シーガーエース、ノーマル、FXR船など様々なフロロカーボンハリスが発売されている。釣果に影響がでるかどうかというと、微妙である。実用上違いを感じるのがPEとリーダーを結ぶときの結びやすさや、フロロカーボンの癖のつきやすさに違いがある。FXR船とシーガーを比べると、FXR船のほうが癖がつきにくく、しなやかで、結びやすく、白色化もやや遅い。シーガーエースはシーガーを固くした感じだが、結びにくさはない。
FXR船は、安く売られていればシーガーよりオススメである。グランドマックスは高すぎて使ったことがない。ラインというものは在庫の関係か、値段がかなり変動する。安く買えたらラッキーだ。

FXR船は癖がつきにくく扱いやすい、シーガーエースもオススメ

ショックリーダーとPEの結び方
いろいろな結び方がある。FGノットが主流だと思うが、私はノーネームノットで結んでいる。
比較的細い糸向きの結び方のようだが、7号以下のフロロと1.5号以下のPEの結束において問題はない。3時間キャスト×5dayの釣行でも切れることはない。念のために2回から3回の釣行で交換しているがもっとスパンを長くとれるかもしれない。釣れたり魚をランディングしたときにラインは傷むのでチェックをすること。意外とリーダー結束部よりもルアーの着底時の衝撃でリーダーが痛み切れることが多い。たまにサルカンかスプリットリングとの結束はやり直したほうが良い。
しっかり結べないとジグをたくさんロストすることになる。ビギナーはこのノットが難しく数キャストで結び目が破綻し落胆することもある。釣り場でのノット作成は風があるととても難しいため事前にしっかりと結んでから釣行に行くこと。何事もやはり経験でありめげずに結んでほしい。

http://www.seaguar.ne.jp/knot/lines/line_8.html

最終更新:2021/12/22

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ライトショアジギングのロッド パワーマスターPML100 N-ONE 962MH SRJ ソルティーシェイプダッシュ96MH レーザービーム11MH ブルースナイパー100M

求められる性能
PE対応ガイド搭載(Kガイド等):糸がらみがなく摩擦抵抗も少ない
遠投性:体力に合わせて振り切れてできるだけ長い
操作性:短いほうがアクションさせやすいがしゃくり幅は小さくなる
パワー:適度にしなるが粘りが必要、硬すぎると引きを楽しめない、柔らかいとアクションは小さくなる
軽量:しゃくりの疲労が少ない。基本的に重い方がハイパワー。

サーフと堤防の要求性能の違い
サーフはいかんせん飛距離が釣果を左右します。フラットフィッシュは50mくらいの第1ブレイクでも釣れますが、良型青物は最低90mくらい投げた方が良いです。
一方防波堤ではそこまで遠投しなくても深く、釣れるのでビギナーは防波堤から始めた方が釣果が出ます。ランディングはかなり巻いてからぶっこぬきを心がけないと、岸壁にヒットしてバレます。

 根や障害物がある場合
磯や急深サーフでは障害物にこすれてPEラインが切れることがあるため、パワーのあるロッドで素早く取り込まないと切られます。よって硬いMH以上のロッドが適しています。ドラグをうまく使うことで、障害物がない場所ではやわらかいロッドでも十分時間をかければ釣り上げることができます。大物がかかるのは非常に稀であり、硬いロッドは引きが楽しめないのでMHまでがオススメです。大物との格闘の練習には海上釣堀がオススメです。やはり経験があるとないとでは結構違います。ただウキ釣でpeラインを使うのは擦れて痛むのでもったいないです。リールの共用は避けるのが無難です。

一般的には...
30mの水深なら40g、20mの水深があれば30g、10mの水深であれば20gのジグが扱いやすいため場所に応じたg数対応ロッドがオススメ。メーカーによって同じM表記でも硬さはまちまちなので注意。ほとんどのロッドが最適なg数を表記しているのでそれを参考にする。レギュラー調子で長いロッドは振り切るとロッドの穂先を地面にぶつけやすいので注意。ガイドはダイワとゼナックは独自のものを使っているが他は富士工業製のKガイド搭載がほとんど。エントリーモデルで1万円以下のものではノーマルガイドなので推奨しない。ガイドにラインが絡まってルアーをロストか最悪の場合ロッドが破損する。操作性を左右する要素にリールから竿の根元までの長さがある。投げ方にもよるが長い方が少ない力でしなりを生かして投げられる。エギングに慣れている人は短くないと違和感があるかもしれない。シーバスロッドを持っている人はそれでとりあえず始めてみるのがよい。

買うとき
1.自分が投げるジグの重さにあわせてロッドの固さを選択(メーカーにより表記された値に差あり。基本的に重いとパワーがある傾向だが、持ち重り感覚はウエイトバランスも兼ねるのでまた別になる。MAX60gで60gはなんとか投げられるという感じです。)
2.Kガイド搭載か
3.ロッドレングスは好みか
4.調子は先調子系か
5.グリップの長さは好みか、重量
6.リールシートはどうか
7.ブランクデザイン、保障
の順に見ていけばよい。1の硬さうんぬんはやはり使ってみないとわからない部分も多い。やはり高いロッドはその分コストがかかっている傾向はあります。人間心理としてダイワやシマノを選べば安心と思う人が多いが、コストパフォーマンスはあまり良くないです。調子は先調子の方がキャストしやすいし、飛ぶし、投げられるジグの許容範囲が大きく使いやすいです。保障が良いからアフターが安心と言ってもエントリーロッドを修理に出すのは高くつきます。気に入ったのを買うほうが良いでしょう。しかし高いロッドがいいロッドとはいえません。とりあえず2万くらい出せば普通に使えるロッドが買えます。1万以下は飛ばす必要がないところでは一応使えますが、いろいろのめり込むと不満が出てきます。

初めて買う人は
長すぎるロッドは扱いにくい
重く硬いロッドはきつい

という面に注意してください。
9f前後の30gか40gがベストと表記があるものが扱いやすいです。
初心者じゃなくても11f280g+400gのリールをつけた私の大物向けタックルを振らせて言われたのが
「投げ竿かよ!2投で肩が痛い」…笑

ガイド
ガイドリング
トルザ>Sic>ノーマル
一部の高級機種のみトルザが採用されている。トルザはSicよりもさらに摩擦抵抗が少ない。今のところSicが主流。

ガイドフレーム
カーボン>チタン>ステンレス
カーボンを使っているのはダイワのハイエンドのみ。チタンフレームを使っているショアジギングロッドも一部ある。

Kガイド
ショアジギングロッドでは基本的にKW(Kガイドの強度UP版)が使われる。ライトなロッドやコストダウンされたロッドではシーバスロッドに多く使われるタイプが流用される。

ロッドグリップ
リールシートから竿の根元までどれくらいの長さがあるかは各社さまざまである。しかしこれが操作性を大きく左右するポイントでもある。ショアジギングは疲れる釣りであり、ばりばりのスポーツであると考えてよい。できるだけ疲労を最小限に、回遊している魚が通ったときに投げ続けることができることが釣果に直結する。私はロッドグリップが長いほうが好みであり、手だけでなく、前腕の力を使うのと、投げる際に振り子の力を十分に使うようにロッドエンドを持つためである。ここは各人の好みがある部分であるので自分のスタイルに合わせて選ぶとよい。

リールシート
しゃくっているうちに緩んでくることがあるため結構重要なパーツである。これも富士工業製のものをほとんどのメーカーが使っているが、一部オリジナルリールシートを採用しているものもある。ダブルナットタイプもあるが、あまり効果はないし、使っているうちに片方のナットが緩んだりするのでシングルで十分というかシングルのほうがベター。

パワーマスターライトコアPML100M
テンリュウという日本の老舗メーカーのメイドインjaponロッド。もちろん自社窯製造。特徴はカーボンシートに加えグラス配合をして粘りを持たせていることととても軽量であること。10fで221gだ。しゃくると一瞬遅れてロッドが反発するため違和感を覚える人がいるかもしれないが、しなりを生かす考え方の人にはぜひとも使ってほしいロッド。遠投性がよく、よくしなり粘りもある魚の引きが楽しめる仕上がり。曲がりに高級感が感じられる。30gがもっとも使いやすいと感じる。長いがワインドにもちょうどよい硬さ。フォールのショートバイトも掛けやすい。ロッドは2ピースだがすっぽ抜けやすいため数回のキャストに一度緩んでいないかを確認したほうがよい。ティップが折れたあと免責交換後は抜けにくくなりました。オールKWガイド。ガイド取付部分はガイドの脚が釣行後に洗浄しているのに錆びてきます。このあたりは日本製らしい丁寧な作りをしてほしい所。軽量化と曲がりを意識しているのか、ガイドラッピングはダブルではあるが1重である。中型青物はちょっときついが、50cm以下ならこのロッドで十分。ワインドはロッドが軽く、やりやすい。深い場所や急深サーフには柔らかすぎるが、軽めのジグやヒラメ、ヘビーワインドに向いている。保障は1年免責税抜き13000円。
3本のショアジギロッドを試して思うが軽量で疲れないロッドならこのシリーズがおすすめ。胴に乗せて投げる感覚をこのロッドでつかむと上達が早くなりそうでビギナー、女性にもオススメ。スイングスピードが速い上級者はかえって使いにくいかもしれない。振りぬくと地面とキスするので注意!
20g◯
30g◎
40g◎
50g△
ミノー◎
1ozワインド◎
浅サーフ◎
深サーフ◯
磯△
堤防◎

←パワーマスターライトコアPML100M

N-ONE 962MH SRJ
メジャークラフトの中位機種。細くてもハリがあり軽そうな見た目と、MHのパワーを持ちながらティップが適度に柔らかい味付けのショアスローモデル。ガイドは根元側半分程度はKWガイドでその先は普通のKガイド、しかしショアガンのショアスローモデルとおなじく一回りサイズの小さいものがついている。この辺りは軽量化にも寄与していそうだ。リールシートはダイワのロッドでみるようなグリップスポンジをそのまま回すタイプで緩まないのは好印象。飛距離はガイドサイズが小さいので劣ります。糸が太めだとキャスト後にリールからでたラインがバタつくような気がします。持ち重り感覚はやはりテンリュウと比べるとティップが重い感じがあるが、ソルティシェイプで感じていた安っぽい反発感は抑えられていてサッと反発して収縮していく。テンリュウよりもハリがあって急流に負けないことを念頭にソルティシェイプの後継として買ったが予想より柔らかかった。でもプラグも投げられて引きの釣りもできるこの調子は美味しい。持ち重りはストラディックCI4で振ってみるとロッドバランスがとれていて先重り感もなく抜群な操作性を発揮。軽量リールと細めのPEとの相性がいいです。汎用性も高いしこれ一本でライトゲーム以外ならなんでもできそう。ショアスローモデルじゃなくてマルチパーパスモデルと言っても良いんじゃないかと思う。
ヒロセマンはルビアスユーザーのはずだからルビアスで開発しているはずなんですけどストラディックCl4の方が合います。パワー的にはテンリュウのMとほぼ同じに感じるが、バッドは高弾性系。シャープなしゃくりでイナダ狙いなら普通のLSJかMH、汎用性ならコレですね。ガイドが細いせいか飛距離とキャストフィールは劣るのでこの調子でガイドを大きいやつに換えてほしい。962よりはもっと長いモデルのほうがおすすめ。
20g◯
30g◎
40g◎
50g◯
60g△
ミノー◎
磯△
浅サーフ◯
深サーフ◯
堤防◯

 

レーザービーム The Surf 11MH
ゼスタという静岡県下田が本拠地のメーカー。窯元ではないが国産ブランクで中国組み立て。恐らくはオリムピック製??シマノ?ロッド全体に装飾あり。270g程度で11ftということもあり、テンリュウよりは疲れるがさほどでもない。MAX80gまで投げられるパワーを持ちながらティップはしなやかで感度も想像以上に良い。ジグがプルプル泳いでいるのを感じることができる。もちろんMHなのでバッドパワーはしっかりしている。粘る系と高弾性系の中間あたりのフィーリングである。このロッドはRock、Surf、Blockの3タイプが販売されており、それぞれのフィールドで快適に使えるようなこだわりの仕様になっている。そのSurf版である本ロッドはロングレングスで遠投できることと、シーバスや太刀魚なども想定したオールマイティーな味付けを目指して開発されている。パワーは長いこともあり硬さの割に寄せる力は強く、中型青物なら十分。テンリュウMとの遠投性能の差異は40gでは互角、50gなら有利、30gでは劣る。20g以下は厳しそうだがヘビーミノーなどのプラッキングも十分できる。ガイドは根元2つのみ旧式オーシャンガイドで糸抜けを重視している。リールシートは富士工業製のシングルナット。ダブルナットは意味があまりないのでシングルで十分である。10ftのランウェイVRのMHと迷ったが、異次元の11ftを選択した。欠点はロングレングスで2ピースということからくる搬送性能くらいか。車に乗せる気にはあまりなれないので家の前の浜ユーズが基本。ワラサをぶっこ抜くのは流石にきついが、足場の高い堤防からぶっこぬきが多い場合もオススメできる。ルビアス3012hなど軽いリールを使うことで疲労は少ない。ワインドもハリがあるので軽くワンピッチすればダートしてくれるがロッドを大きくあおる誘いはやり続けるのが困難。強引に寄せることが必要だがジグ以外も色々やりたい人はこれがいいだろう。
20g△
30g◯
40g◎
50g◎
60g◎
ミノー◎
1ozワインド△
磯◎
浅サーフ◯
深サーフ◎
堤防◎



ブルースナイパー100M

解散したダイコーの元下請けメーカー、九州のヤマガブランクス。ダイコーから離れた後は独自ブランドを立ち上げてロッドを作っている。ロッドのほかにはスキーのストックも作っている。強いロッドが得意であり、ショアジギングロッドで言えばMでも他者のMH以上、いやHクラスのパワーを誇る。2017年に東レのナノカーボンを採用し、ニューモデルとなった。値引きはしない販売スタイルでとても高価だが大物にあこがれるアングラーにとって貴重な存在となっている。作りは言うまでもなく丁寧。重量245g、ガイドはオールKWガイド仕様だが、テンリュウよりも大きいものがついている。2重ラッピングガイドのレーザービームと比べてもさらにラッピングが厚く、3重だと思われる。塗装はいたってシンプル、見た目より質だろっていうブランクメーカーらしい意気込み。振ってみると硬い。youtubeの実釣テスト動画によるとキャパオーバーの100gのジグでもがんがんしゃくれているので磯でも活躍できそう。サーフや堤防からこのロッドで揚げられなければあきらめがつきそうなライトショアジギング最高峰なロッド。
使ってみるとゆっくり加わる力には硬く、急激な入力に対しては柔らかい印象。それなりに使い込むとなじんでやや柔らかくなる気がする。フォールであたりを取るような使い方は向かないがジグの操作性は抜群で軽くしゃくってもジグの移動距離が大きめ。驚いたのがキャスト性能。40gのジグでも竿を曲げて投げられるのでしっかり飛んでいく。硬いロッドってキャストのときに曲がらなくて反動を活かせないイメージだがこれは違う。ガイドが大きめなのでラインがスムーズに出て行くのも爽快感をもたらしているのかも。1ozのプラグを扱うにはちょっとオーバーパワー。ワインドは思いの外やりやすい。フォールのあたりを取りにくいのが難点。ルビアス3000番では30ポンドを使うともう少し大きいスプールが欲しくなるがウエイトバランスは良好。大物を想定して楽に楽しむならすごいオススメです。こりゃーこれ以上ないロッドです。小物は弾くかもしれませんがこのブランクはスゴイです。根に入られるような場所や障害物がある場所ではこれ以上ないパワーを発揮してくれます。汎用性よりもジグをきびきび動かして中型以上の青物をしとめることを主眼に置いているロッド。曲がった後の反発が強いのでメートル級のブリも十分対応できます。MHだとブリも楽勝、デカいカンパチやヒラマサ向けだと思います。
20g△
30g◯
40g〇
50g◎
60g◎
磯◎
浅サーフ△
深サーフ◎
堤防◎
ミノー△
ワインド◎



ソルティーシェイプダッシュ96MH
テイルウォークという新しいメーカーのロッド。当初は超大物向けが多かったらしい。中国製だが、穂先は適度にしなやかであり、パワーも必要十分。ロッドの重量は軽いとはいえないが、250g位のリールとあわせればバランス良好。40gジグがもっとも使いやすい。要らないところはコストダウンがはかられ、高級感はないが、必要な要素が詰まった一本。この価格帯のロッドは根本はKWガイドだが他はノーマルKガイドでありコストダウンの形跡が見られる。実用性能申し分なくとりあえずの一本としては良いと思う。



動画で宣伝する時代
メジャークラフトというメーカーがある。youtubeにタックルの選択について社員兼テスターのヒロセマンが解説している動画があるためそれを参考にすると良い。タックル選択の他にも参考になる動画が多い。

気になる・おすすめロッド
★★テンリュウ パワーマスター ライトコア
思ったよりも柔らかく、粘る系のロッド。ジギング主体なら余裕のあるMHの方がよい気がします。アクション重視ならMHでしょう。レギュラー調子なのに結構穂先がやわらかいんですね。ちょっとショアスローロッドに近い味付けとも言えますかね。ちなみにMでもかけてからのパワーは十分あります。要はぐにゃぐにゃではなくバッドはしっかりしています。
 ←パワーマスターライトコアPML100MH

オリムピック ヌーボ
高弾性なシャキシャキ感があるテンリュウとは逆の味付けのロッド。いいアクションが決まりそう。日本製。使ったことはないが握った感じ高弾性系調子か。自社窯なのにラインナップは少ない。ブランクは綺麗。ちなみにアピアのフージンもオリムピック製の模様。


ゼナック ミュートス
中弾性で粘るロッド。青物に力を入れているメーカーであり、半永久保障というのは気になります。店頭にみかけないがたまに中古で出ている。重量は結構カタログ上あるので体力がないと扱えないかもしれませんね。長いロッドは少なく磯向きが多い様子。

★★★ヤマガブランクス ブルースナイパー★★★
九州のモンスターが出るフィールドで鍛えられてるからパワーがあります。稀に店頭でもみかけます。重量は重めにおもわれますが、パワーと比べると軽い。デザインはシンプル。高弾性系のようです。Mでも他社のMH以上のパワーがあります。Mで100gのジグも投げられるようです。Mで5kgくらいのブリであれば全然いけます。それなのに約250g!このブログのタイトルにあしらうならばこれを買え。40gメインの使用であればMLで良いです。ナノカーボンではないけど、Early for Surfというニューシリーズも出ていますのでそちらも気になりますね。

 結局なにがオススメなのか
駿河湾では10ftは欲しいです。短いほうが扱いやすいけど、このくらいの長さに慣れたほうが後々良い。飛距離有利だしブレイクを避けるのに有利、ティップが入るロッドになるのでプラグも使いやすい。10ft以下を買うならライトゲーム用かエギングロッドのほうが使えるんじゃないかと思います。
大型も視野に入れる、潮流が早い場所で釣る、できるだけ堤防からぶっこ抜きしたい人はMHを買ったほうが無駄がないです。プラグを投げる、ヒラメも釣りたいならM調子のほうが良いです。
ただメーカーによって表記が同じでもけっこう違うので、使ってみて自分に合うものを探すことになってしまうと思います。

最終更新:2021/12/9

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ライトショアジギングのリール 15ルビアス 15ツインパワー 16ストラディックCl4+ 16セルテートHD4000H

ライトショアジギングのリール選びの参考になればと思います。

 

求める性能
ハイギア
ドラグ性能
 巻き心地
 操作性
耐久性
軽量
メンテナンス性
価格

ライトショアジギングでは速く巻けること、タフであること、遠投できること、ドラグ性能がいいことが求められると思います。速く巻ければ誘いの緩急がつけられるし、サーフではジグを傷つけずに回収しやすい。40g以上の鉛を何度も投げてしゃくり、巻いてくる、激流の中でプラグ操作、50オーバーの青物を相手にする故に弱いリールでは故障が早くなりがち。これはロッドとの兼ね合いもありますが、しゃくって巻くを繰り返すため重いと疲労がたまり回遊しているときに戦意を喪失してしまうので重量も重要なポイントです。ドラグ性能ですが魚が走ったときやかかったときにショック切れを防ぐことが求められます。負荷がかかったときにスムーズにラインが出ていくことが必要です。大型をごり寄せしなければならないシチュエーションの場合はツインパワーやセルテートクラスが強いです。

一般的には…
PE1号前後が200m巻けるものであれば1万円ちょっとのものでも十分使えます。ドラグも50オーバーをかけない限りそんなに使わないので持ってるものや安価なものから初めて不満が出てきたり釣行回数が多いなら上位機種に買い換えてもいいと思います。

ハイギアの欠点
自転車と同じでハイギアは巻き重り感が大きくなります。ゴリ寄せには普通のギアの方が向いていることは確かです。(巻き上げトルク重視のPGモデルもあり)ただ力があれば寄せるのはハイギアの方が速くなります。最も巻き上げ力が大きいのはベイトリールのようです。上位モデルほどハイギアでも軽く巻ける傾向にあります。
最近はハイギアのさらにハイギアモデルもあり、シマノはエクストラハイギア、ダイワはスーパーハイギアと呼ばれています。

リールに糸を巻く
スプールの溝が多く残ると抵抗が大きくなってラインの出が悪くなるので大抵下巻きを行います。このとき出来るだけテンションをかけて巻くようにしないと巻いたラインがふわふわしてくるので注意。テンションをかけて巻いても、ジグをキャストするとスプールが痩せますのでちょっと多いかなくらいに巻いてしまって構いません。最初のキャストは軽めにしてください。海水につけて馴染んだらフルキャストOK。これをしないとスピニングといえどもバックラッシュすることがあります。

16セルテートHD4000h
アルミモノコックボディで丈夫さを追求したヘビーデューティモデル、セルテートHD4000番。オフショアで使える糸巻量であるため1号前後を使うなら下巻きがすごい量必要。重量は400gでずっしりしている。とはいえ他のモデルより軽め。モノコックボディの高剛性、高耐久ジェラルミンギアによりアタリがつくまでしばらくかかりそう。ルビアスと比べるとかなりパワフルで重厚。ルビアスもかなりいいリールなんだけど、ルビアスと比べても粗雑さが一切ない。ドラグはスムーズに出ます。これは405gでパワーは十分です。ただ400g級のリールになると疲労感はかなり上がります。体力に自身がない人は3000番にしておきましょう。もちろんmade in japon。
ドラグにベアリング追加チューンするとさらに良い。ワラサはゴリ寄せできます。突っ込みが入ったときにラインがスムーズに出るので本当に良いドラグです。
このモデルは同レベルのシマノにも言えますが、サーフと堤防の釣りではオーバースペック気味。オフショアジギング、磯に行く人、細ラインでど遠投したい人、大型狙い、潮流が非常に速い場所での釣行が多い人向き。




弾丸ブレイドX8 1.2号200mならゴーセン1.2号175m下巻
G-SOUL X8 1.2号300mならゴーセン1.2号230m下巻

ラインローラー
ワッシャー、薄い方のマグネット、ベアリング、大きい方のカラー、ラインローラー、小さい方のカラー、ベアリング、大きい方のマグネット、ビスの順で組み込む。ベアリングはオープンな方がマグネット側。
間違えるとラインがローラーの間に挟まってpeが傷む。
ラインローラーのマグシールドは解除して使っていますが2回毎にグリスアップしたほうが良いです。ゴムパッキンがついたルビアスみたいなタイプに改造したほうがグリスが落ちにくくてよいかもしれません。今のところ改造パーツは出回っていません。

ラインローラーのベアリングのワッシャーが割れたため修理依頼したところ2Wほどで帰ってきて1000円でした。オーバーホールキャンペーンをやっていると時間がかかるらしいです。マグシールドは解除しない方が良いです。

モノコックボディは魅力的でデザインも良いが、しばらく使うと巻き心地が悪くなりギアがカリカリする(後で知ったがダイワはなじむのに時間がかかるせいかも?)、オーバースペック気味のため売却


15ルビアス3012h
巻き心地は重厚感あり遊びは一切ない。ツインパワーと比べてしまうと巻きオモリ感あり軽やかさはあまりない。しかし使い慣れることで気にならなくなるから不思議である。
ドラグは新開発ATDドラグ搭載でドラグの効き始めからスムーズにドラグが出ていく。多少ドラグの調整が甘くてもショック切れを防ぐことができそうな良いドラグである。ドラグの調整もクリック感があるため微調整しやすい。スプール内にベアリング追加可能。
ダイワのリールは重いジグをベールを起こして投げるときにベールの位置が勝手に動いてしまうことがあるが問題は起こっていない。このトラブルは大型リールに多いのか?セルテートHDでベールが反ってライン切れした覚えがある。
ツインパワーよりも安く軽量なのに重厚感のある作りでメイドインjapon、総合的に高性能であるが、4000番のラインナップは無く、耐久性に関しては未知数であり、使い込んで追記していきたいと思う。
→耐久性は何の問題もないですね。たまにラインローラーにグリスアップすれば快調に動きます。2年ぐらい使うとシュルシュル音は出てきます。できればオーバーホールを推奨。
堤防や初心者なら1.5号200mがオススメ、強化peなら30ポンドなのでライトショアジギングでは十分な引っ張り強度。サーフでは1.5号はやや太い。オールラウンドなら1号を。
ノーメンテだとやっぱりラインローラーがしゅるしゅる言うようになってきました。2ヶ月くらいしか持たない。しかしノーマルベアリングを安く交換できるので維持はとてもしやすい。200gちょっとの竿にはザイオンボディのルビアスで十二分です。250gとシマノのツインパワー4000番よりだいぶ軽い。軽量をウリにしているストラディックCI4+よりわずかに重いだけです。実用派にはコストも考えてこれをオススメします。

使用中



よつあみ1.5号200mなら1号25m程度下巻
よつあみ1号200mならゴーセン1号65m程度下巻
メーカー表記1.5号200m

15ツインパワーc3000xg
もちろん遊びはなくノーマルギアと比べてしまうと巻きはじめは巻きオモリ感を感じるが加速すればそのまま軽やかに巻ける。非常にトルクフルでこのあたりはシマノの上手いところである。
ベールを起こして巻き始めるときにラインローラーにラインが乗らずガガガとラインが滑っていくことがたまにあり、着底からしゃくりあげるときに注意が必要である。
↑これはルビアスでもおこります。スピニングの欠点か。ベールを返してからラインローラーに糸を誘導することをすべし。
逆回転できない構造になっておりラインを出すときはベールを返すかドラグを締めるしかないが、逆回転を使う状況はほとんどないため問題でない。
ツインパワーではギアの丈夫さ、全体的な剛性の確保を追求しているため耐久性やトルクは抜群であり、思わぬ大物がかかったときも安心できること、ハイギアなのに巻き心地が軽快であり、良いリールだなと自己満足しながら巻ける。ショアジギング向けとして大きくオススメできるリールである。重さはこの番種で245g。4000番になるともう少し重く290g。

喪失



メーカー表記1号220m

ストラディックCl4+ 4000HGM
ストラディックは普通のストラディックとこの軽量素材CI4+を使ったストラディックがあります。レスポンスの早さをうりにしているストラディックですがエキストラハイギアモデルなのもありちょっと巻き始めの重り感はツインパワーよりあります。パワーがない分、巻きが主体の釣りなら普通のストラディックがいいかもしれません。パワーがないぶん別の意味で流れの把握がしやすい、レスポンンスがいいという 側面も。ルビアスやツインパワーに比べて軽量な分、トルク感は落ちます。この違いは引き重りのするルアーを使うと顕著です。とはいえ実用上問題のないレベルに十分あります。むしろ軽量で楽にしゃくるならこっち。早巻きでルアーを目一杯スライドさせるタイプの使い方には向かないということです。軽量でレスポンス志向のリールということからあわせるラインはG-SOULx8の20ポンド200m。
コレを買ったのは泳がせをやってて大物がかかってツインパワーが海のモクズとなったからです。泣…あとはデザインがメチャクチャカッコ良いんですよ。
ラインローラーですが1ヶ月使ったらしゅるしゅる言うようになってきました。水洗いしてたのですが弱すぎ。中身分解してみるとギアはプラスチックも使われていてツインパワーのようにドライブギアはでかくないですね。ジギング用途で考えると数千円の違いならノーマルツインパワーの方がお買い特な気がします。しかし、このリールは軽くレスポンスが良いのでワインドとかミノー主体だとマッチします。ちなみにラインローラー一体型ベアリングは2000円もします。このリールが気に入った人はノーマルベアリング仕様に改造推奨。スプール受けはベアリング追加できますが、ドラグスプール内はベアリングを追加できません。メイドインマレーシア。235g。

使用中

 

サンライン0.8号200m、G-SOUL X8 20lbならゴーセン1号65m程度下巻
メーカー表記1.5号200m

15ツインパワーSW4000XG
セルテートHD4000Hはオフショア行かない私にはオーバースペックであり、強風下でバックラッシュ多発、下巻き糸量が多すぎることがバックラッシュの原因のひとつかもしれない。ドラグとパワーは気に入っていたが、やはりツインパワーに始まりツインパワーに戻りますね。
なぜSWにしたか...当初ツインパワーXDにしようと思ったのですが、SWはノーマルラインローラーで注油口ありということを今更知ったのが決定的でした。分解できない一体型ラインローラーは好きじゃないんです。
巻きだしの軽さと滑らかな回転はヴァンキッシュのローターを乗せているXDが勝ります。ベアリングはSWのほうが多く、デザインもSWのほうが好み。説明書を読んで知ったのですが、でかいSWは右ハンドルにするのにハンドルノブを交換しなければいけないらしい。説明書読まないと、ねじ穴壊す可能性があるので注意。
約350gと他の15ツインパワーよりも50gほど重いが、持ち重り感覚はない。間着心地はシルキーであり、シルキーさのためか巻上げ力が使用してきたリールの中でもっとも強いと感じられる。潮流が激しくても気にせず巻いていける。絶対的な巻上げ力はセルテートHD4000Hが勝る。
ドラグは他のリールよりもちょっとまわしただけで強さがけっこう変わるので、ファイト中は他のリールに比べて一気にドラグを閉めすぎてしまうことがあるかもしれないのでこの辺りは慣れが必要かもしれない。
ラインクリップはなし。初のラウンドノブリールなので最初違和感があったがこれも慣れの問題。1.5号を300m巻きたい人は5000番か6000番のほうが良いが、200m巻きを使う人は4000番でしょう。しかしなんだかんだでショアジギングにはツインパワーが間違いない。これは壊れるまで使い続けることになりそう。
2~3回の釣行でラインローラーの注油口からグリスを吹きつけることで安定した状態で使用し続けられます。たまにはトルクスねじを使ってばらしたほうが良いですが、簡単にメンテできるのはとても良いです。
ラインローラーのトルクスはT8、分解すると吹き付けているグリスがかなり残っていて防水機能をサポートしている様子。グリスもそこそこ落ちにくい構造で、分解はたまーにで十分そうです。部品点数が多くワッシャーも2枚のところもあったりするので、分解して組み方を間違えないように。
ライントラブルはなく、重さも苦にならないレベル。使いやすい。

使用中


G-soul X8 1.5号240m巻けます 200m巻きを使うなら少し下糸が必要
メーカー表記1.5号320m

シマノかダイワか
これは永遠のテーマですが、好みです。飛距離も両者互角です。シマノはスプールの先が斜めになってるARCスプールなのでラインが傷みにくい、ラインの出が良い。巻き心地は結構違うけど慣れの問題で、デザインで選んでも価格が似通っていればそんなに大差はありません。こだわる人はシマノの方がラインナップが多く選びやすいですが、シマノの新型ラインクリップは挟みにくいと感じました。ラインクリップ自体ほとんど使わないけど。あとシマノの方が同じ番数では小型になり、表記よりもラインが巻けない傾向にあります。ダイワのルビアスはリールを逆回転に回せます。磯竿用にも使うなら、総合性能はダイワか。同じ重さでも重心の位置で重り感は違うんですよね。ギアはシマノが強いが、ボディはダイワのザイオンがマグネシウム並の強さを持つ。しかしダイワのヘビーデューティなラインナップはオフショア向けが多く値段も張る。CI4はプラスチックより強い程度で強度が良いとは言い難い。ダイワは慣性で勝手にリールハンドルが回転しちゃうのが使いにくい。それさえなければダイワはバランスがとれててドラグがスムーズで良いです。両社ともラインローラーが弱く、メンテナンスが必要。いちばん塩をかむ部分ですしここは分解洗浄必須です。中身のメンテナンスできる人はパーツ一個一個を売ってくれるシマノの方が自己責任で自分でなおせます。

余談
ロッドでもリールでもやっぱり高いモノはイイです。大体評価は値段順になります。
マグシールドラインローラーはダイワへメンテナンスに出し、シマノの一体型ラインローラーはできる限り注油しダメになったら交換が必要。ベアリングは消耗品と割り切るべきでしょう。

結局何がオススメなのか
長く過酷な状況で使うのならツインパワーやセルテートクラスが安心。釣行回数が少ないならルビアスやストラディックなど2万円台のリールでも十分使えます。

ツインパワーSW 5000XG
ツインパワー C5000XG
セルテートSW 5000XH
セルテート LT5000D-XH

更新2021/11/14

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