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Power is everything more is better

駿河湾中心のライトショアジギング、農業のブログ

たい肥を順調に生産中

家庭の生ごみ量にもよるが、

冬は
2W投入→1~2W熟成→畑に投入して新たにコンポストに入れる土を持って帰る
がちょうど良さそう。

2W熟成では残渣が残るが、畑で追熟させれば問題なし。

冬なら加熱した魚のごみも大丈夫であるが、凍ってしまうほど温度が低い場合は生ごみが混ざりにくい上に分解が遅いので注意が必要。

キャベツや白菜の芯、いもの破片はなかなか分解しにくいが、麦茶のかす、ミカン類の皮、バナナの皮はとても良いたい肥となる。

牛糞たい肥がそこそこ節約できている。

ベビーバスでたい肥を搬送しているが、1回で牛糞に大袋1/2くらいなので月に1袋の生ごみたい肥を生産できている。

それにしてもベビーバスって1000円くらいなのに丈夫で軽く家庭菜園に役立ちすぎ。

問題は夏。

もっと短い周期で畑に投入した方が良さそう。

実際に生ごみたい肥を入れた畑で生育はどうかというと、やはり未分解の残渣があるので窒素を消費している感じはあり、消費する窒素を補填する必要はありそう。

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見えてきた回転式のデメリット

前回ミミズと思っていた虫ですが

どうやらアメリカミズアブの幼虫でした

理想を描いていた回転式コンポストですが

生ごみ自体の分解は早いのですが

デメリットも見えてきました

①コンポストの通気口をテープでふさいでみたのですが、それでも虫が発生する

アメリカミズアブの成虫は防虫ネットは通過できないはずなので良いですが、コバエも防ごうと思うと寒冷紗か何かで覆う必要があります

ビニール袋に入れて太陽下に放置で虫は死にますが、彼岸を過ぎると熱が足りないようです

②夏場は10日ごとに中身の入れ替えが望ましい

投入開始2週間でだいたい虫が発生するので、10日ちょっとでいったん別の場所に移動させて追熟がよさそうです

別に虫は気持ちが悪いというだけで、発生自体は構わないのですが、分解の過程なのか虫の排泄なのかわからないですが、水分が発生するのがやっかいです

あと木の枝やキュウリの枝など硬いものは分解に時間がかかるので入れない方が良いです

葉は大丈夫です

③生成されるたい肥は土の量に比較してかなり減る
虫が水分を発生させるせいなのかかなり目減りする気がします。なんでだろう。

回転式コンポストが適している条件
A.自宅と畑が隣接している(10日ごとに土の入れ替えをするため手間)
B.虫に抵抗がない(虫を食べるペットを飼っている人は餌が自製できて良いかも)
C.土の運搬手段がある(ねこや軽トラックなど)
D.追熟用のスペースがある

まだまだ研究が必要ですね

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ミミズ発生

雨が多く腐敗が心配でしたがなんとか腐らずに持ちこたえました

ビニールシートをかぶせておいても、横風があればわりと湿ってしまいまして、もう少しシートが大きければっていう...

濡れたせいもあり生ごみが露出するようになったので土を追加

土は多めが良いと思います

2Wほど生ごみを投下して反対に移行しました

投下をやめて1Wのコンポストにはなんとミミズが発生

結構大きそうだけどシマミミズなのかな?

畑の土に卵かなにかがあったのでしょうか?

卵のふ化に20日以上はかかるらしい

多少のコバエは発生していますが悪臭はなし

開けてみないとなんとも言えないですが、多分そろそろ分解も終わりそうです

雑草たい肥は雑草に土がついているせいか増えるのですが、生ごみはほとんど増えない気がします

むしろ細かい土は乾燥すると隙間から出てしまいます

本当は繊維系の土が良いのでしょうね

だんだんわかってきたけど水分量の調節が肝!

回転させるとき、土が多いと反動もあるのでけがなどに気を付けましょう!

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回る作太郎 AKS-130L

Franceでは生ごみは回収してくれないので、各家庭でミミズコンポストを使って処理しているそうです。
自治体によって違うかもしれませんが、週一回くらいしか回収がないそうです。

日本はゴミ袋が指定有料だったりするくらいなのでとても充実しているというか、日本人の包む文化などもあり、過剰包装だったりします。

コンポストと聞いて知らない人も多いでしょうが、微生物に有機物を分解してもらい、土(たい肥)に分解する入れ物と言えばよいのでしょうか。

直訳はたい肥になります。

牛糞からできた牛糞たい肥は40Lで300円以上しますし、家庭生ごみでたい肥を自作してしまえばコスト削減になりSDGsにも貢献できますので、コンポストを導入してみました。

回る作太郎 AKS-130Lです。

コンポストはバケツみたいなタイプと、回転式があります。

バケツのような方式だと攪拌が面倒で分解も時間がかかり、虫の発生やにおいの発生のリスクも高いです。ミミズ式であればにおいや虫の問題は少ないようです。

対して回転式は空気に触れるためか好気性菌が活発になり、においも虫も少ない、攪拌の手間が少ない方式になります。ただし価格は1万円ちょっとしました。

店頭になかなか売っていないので通販で購入し組み立てました

外に置くことを想定してか、ねじなど金属部品は最小限なのですが、組み立てが単純なのですが、難解でコツが必要でした。

使い方はいたって簡単で、畑の土を少量入れて、コーランネオを加えて、生ごみを投入して1日一回回転させるだけです。線虫捕食菌とかも入れた方が相乗効果があるかもしれません。回転式にはカルスは嫌気性なので効果は微妙かも?

投入してすぐに白カビが生えて分解順調でにおいもないです。

この130Lタイプは左右2か所入れるところがあるのがポイントで、ある程度いっぱいになるまで片方に投下、最後に投下したゴミは分解されるまで時間がかかるので、たい肥化が終わるまでもう片方に投下開始すればよいので生ごみを投下できない期間が発生しないのが良いです。

雨に濡れすぎると腐ってしまうためそこは注意が必要です。軒下に置くかシートをかぶせておいたほうが失敗が少ないです。

投入できるものは有機物にかぎられます。ビニールとかは分解できませんので注意。
あと、卵の殻は分解に時間がかかる、生ごみでも肉や魚は虫の発生リスクが高まるので投入しない方が良いです。魚は畑にそのまますきこむのが良いでしょう。

驚いたのが回収に出すゴミの量と重さが減ったこと!
生ごみってこんなに多かったのかとぜひ全国展開するべきシステムです。カラスも生ごみがなければゴミを荒らす機会が激減するでしょう。

説明書によると、不要になったら製造メーカーに送ると引き取ってくれるようです。

もとをとるには40L(300円)×40=1600Lのたい肥を作らないといけませんがどうでしょうか、作成できたたい肥の量も記録してみることにします。

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