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駿河湾中心のライトショアジギング、農業のブログ

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チップソーとナイロンコード

チップソー


↑マキタの軽快チップソー

安いものから高いものまで様々

竹や小樹を切る用は刃の数が多いタイプ

チップソーを使う場合、標準付属のナット保護カバーは心もとないので安定板を使った方が良いです

地面すれすれで刈ると刈払い機の底面が擦れて固定ボルト・ナットが痛むのです

ナットやねじ穴が壊れるとかなりの高額修理になってしまいますので注意


↑ジズライザーは入手しやすく定番商品
刃と一緒に回転するタイプですが、回転しようがしなかろうが耐久性は大差ないそうです
一般的なのは100mmですが小さい小回りの利くタイプ、高刈タイプなど派生品もあり

ナイロンコードカッター
クラッチを焼くのでナイロンを出しすぎず、25cc以上でエンジン回して使用しましょう



ナイロンコードカッターといっても様々なタイプがあります

自動送り出し機能付き、半自動送り出し機能付きが頻繁にナイロンを替えなくて良いので便利です


↑ウルトラオート4
短くなると自動で出てくるタイプ

ウルトラメタルローラー4
耐久性ではウルトラメタルローラー4が定評あり
送り出しボタンが金属なので割れない
標準で丸形ナイロンコード透明2.5mm?が付属
丸形はやはり叩いて刈る感じ

様々な太さ・形のナイロンコード

↑定番の丸形


↑充電式に向く花形

編集中

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makita MEM428

2022年3月でマキタはエンジン刈払い機をやめます

最後の4ストロークエンジンMM4搭載の刈払い機



ホームセンターにて在庫処分価格で入手

4ストロークエンジン刈払い機は2022年時点で、ホンダ、スチールも生産しています

マキタはバルブ駆動方式がOHV、ホンダはOHC、スチールは混合燃料を使ったオイルレスタイプで、クランクシャフト側にも混合燃料をバイパスする経路があり、必ず指定の混合燃料を使用する必要があります

特徴は4ストロークエンジンの特性がそのまま出ています

長所
4ストロークなので静かでクリーン(2ストバイクの白煙、オイルが上がっている車両の白煙は耐え難いし環境にも悪い)
レギュラーガソリンを使用できる(混合燃料は保管と使い切りが面倒)
振動が少ない?(カタログでは6m/sと2サイクルより振動が大きい。2サイクルのほうがバルブが無く単純なため、高回転で回すとバルブの振動が大きいのか?ホンダも5m/sとなっている。)

短所
機構が複雑で重い
エンジンを傾けるとオイル潤滑不良をきたし、エンジンが壊れやすい
パワーが2サイクルの同等排気量に比べて劣る
エンジンオイルが必要

という理由で世間一般では2ストロークが主流です。

なぜ4ストロークを買ったのか?
耕運機と燃料とオイルが共有できる
オイル量も80ccでエンジンが小さいので交換も手軽
充電式では雨あがりの作業ができない
4ストロークのサウンドが好き
チップソーでトウモロコシやキャベツ、緑肥を粉砕したい

店員さんに言われたこと
「エンジンオイルは入ってないので入れてください」
「傾けて使用すると壊れます」
「保管時も向きに注意してください(燃料タンクを下向きに)」
「混合燃料を使わないでください」

と分かっている方が対応してくれました

4ストロークと2ストロークの違いを知らずに使用して、購入したばかりでエンジンを壊してくる方が結構いるみたいです

スペック
モデルMEM428MEM428XMEM428XC
機体質量(kg) 5.2 5.4
全長×全幅×全高(mm) 1,770×595×370  1,770×620×430
刃物軸最高回転数(min-1 7,400



型式 空冷4ストローク直立単気筒OHV ガソリンエンジン
総排気量(cm3 24.5
使用燃料 自動車用ガソリン
燃料タンク容量(L) 0.5
使用潤滑油
(エンジンオイル)
API 分類 SF 級以上の SAE10W-30 オイル
(自動車用 4 ストロークエンジンオイル)
潤滑油量(L) 0.08
気化器(キャブレタ) ダイヤフラム式
点火方式 無接点マグネト式
点火プラグ NGK CMR4A
始動方式 リコイル式
(メカニカルデコンプ)
リコイル式
(メカニカルデコンプ+楽らくスタート)




クラッチ方式 自動遠心方式
ギア変速比 14/19減速


携行バンド 緊急離脱装置付肩掛バンド
操作ハンドル 両持 U 型分割式
振動3軸合成値(m/s2 6.0 4.4

上位機種(値段はほとんど変わらない)にMEM2650シリーズがあります

違いは排気量が25.4ccと若干大きい

なぜほとんど同じ商品を展開するのでしょうね?

運搬
畑の物置に入らないのでこの点が懸念材料でした

しかし、搭載してみたところ

軽スーパーハイトワゴンになんとか搭載可能

他の物品があまり載せられなくなるので不便ではありますが使えそう

運搬はMUR189Dが便利

初回エンジン始動に苦戦
エンジンオイルを入れて、ゆっくりとリコイルを引いてオイルをなじませます

あと、初めからオイルが少し入っていました。店の人が入れたのか工場出荷時から入れてあるのかは謎

エンジン組むときにオイル塗りながら組むのでその分かもしれません

プラグも外して様子を確認しておきます

エンジンカバーのビスがかなりのトルクで閉まっている個所があり

ビスをなめそうになりました

プラグは大丈夫でした

チョークをオンにしてリコイルを引くがぜんぜんかからない

燃料ホースに空気も入っているので燃料が来ていないのかと思いプラグを外す

それほどかぶっている印象もないためプライミングボタンを何度も押してリコイルを引くがダメ

燃料はキャブレターの溜りに少しでも入っていればよいはず

かぶると普通リコイルが固くなるのですがそれもないのでプラグが発火していないのではと初期不良を疑う

プラグを外してプラグを拭いて戻したところ、一瞬かかりそうになったので

これは燃料が行き過ぎと判断し

プラグを外して乾かしてからチョークをオフのままスロットルを開けてリコイルを引く

これでやっと始動!

どうやらメカニカルデコンプシステムでかぶっていてもリコイルが固くならない仕組みらしい

このせいでかぶっているのか分かりにくい・・・

アイドリングねじを回してスロットル開け気味に調整

初期設定はスロットル絞りすぎと思われる

気温や湿気もありますが、チョーク不要かもしれません

オイル不足に注意
エンジン始動後暖気が終わったあたりで

オイル量を見ておいた方が良いです

オイルは下限よりも下に来ていました

注入口に入れるだけでは十分回らないようでしばらく暖気後にオイル補給が必要です

これが4ストロークエンジンを新品で壊す原因なのかもと思ってしまいました

エンジン始動は苦戦しましたが、気が付いて良かったです

パワー
4ストロークの25ccってどのくらいのパワーなのか未知数でした

ホンダ25ccはナイロンを使うときはギア比が違う専用モデルじゃないとギアが壊れると言っています

マキタは特に言われていませんが負荷には注意した方が良さそうです

肝心のパワーですが、園芸用支柱を切断できますし

トウモロコシやキャベツの根本を切断できます

チップソーを使う分には付属の飛散防止カバーが作業を邪魔するので外して使ってしまいます

2ストロークを使ったことがないのでわかりませんが、草が多いところを刈るとエンジン回転が落ちる感じはあります

スロットルが慣性で戻る現象
刈っているとだんだんエンジン回転が下がるのでおかしいなと

エンジンのあたりがまだついてないし、外気温34度近くあったので

最初はオーバーヒートなのかと思いました

そんなに熱に弱いのかとがっかりしてしまいましたが

よく観察していると

テンションレバー式の仕様なのかだんだんスロットルが戻っていくだけのようで安心

左に大きく振ると指が当たってスロットルが戻るっぽい

あまり大きく振って刈ると疲れますし危険も増すので左右60度くらい振るのがベターか

使い勝手
充電式と使い分け前提で買っているのでヘビーには使わない

持った感じは5キロ以上ありますが、さほど重さは気にならなかったです

前と後ろの重さのバランスが取れている感じ

回転方向が一般的な回転方向なのでMUR189Dと逆であるため体への負担は分散されそう

やっぱりMUR189Dよりは疲れますね

排気ガスはやっぱりクリーン

オイルもないので服にも染みないと思います

振動はさほど感じませんでした

ただ手指が痛い感じは帰宅後に出てきたので防振手袋等を使った方が良いかもしれません



安定板は必須装備
ジズライザーを使ってみたのですが、刈りやすくなるのでお勧めです

ナットの摩耗も防いでくれます


角度の調整がしやすいジズライザー プロ

1タンク使用後のオイルの状況
結構黒い鉄粉のようなものが出ています

80mlしか使わないし毎回オイル交換でも良いかもしれません

使用後メンテナンス
燃料はガス欠まで燃やして最後はチョークを何度も押してガソリンをすべて燃やしてしまいます

タミヤエンジンスプレーとかを吹いてもよいかもしれませんが、混合ガソリンではないのでそこまでする必要もないかなとそのままで行きます

保管はもちろんエンジン水平で

ギアケースにリチウムグリースを入れましょう



4ストロークはGood !
マキタの4ストロークは在庫分までしか買えませんがホンダはまだ生産しています

エンジン刈払い機を検討している方はぜひ4ストロークを !

必要十分なパワーと経済性・エコ

エンジンオイルも耕運機と兼用、混合ガソリンを作る・管理する必要がない

ループハンドルはオイル潤滑が厳しいような気がするのでU字か背負いが良いと思います


背負いタイプは楽なので高齢者にも人気のようです


↑MEM428Xはダブルスロットルレバー仕様
 

↑上位のはずのMEM2650はクラッチハウジングがプラスチックみたいでナイロンコードは向かないかもしれないですね

スペアパーツ
エアクリーナー エレメント 443141-3 200yenくらい
説明書にも型番等記載なし、ホームセンターにたまたま在庫あった
ぼろぼろにならなければ中性洗剤で洗浄して繰り返し使えます
フェルトもあるのですが、こちらは部品番号不明。こちらはガソリンで洗ってくださいと書いてある
廃盤になったらスポンジ・フェルトをカットすればよいと思います

燃料フィルタ 163447-0 500yenくらい
他メーカーのものでも使えると思います

燃料タンクキャップ 127108-6 1100yenくらい
スペアが結構売っているのでへたるのでしょうか?
ホームセンターに売っているのとは型番が違うけど、適合するのは探せばあるかも?

燃料パイプ
1年で交換するように記載あり
市販のホース(ラジコン用とかでも)をカットして使えると思われます

プライマリーポンプ 424314-7 500yenくらい
これは色々なサイズが売っているので同じサイズを探せば市販品流用できそう

オイルキャップ 452047-4 130yenくらい

プラグ
NGK-CMR4A  700yenくらい

コントロールケーブル 168470-0 1300yenくらい
10年くらい経つとこれもヘタリそうですが、他社製品でも流用できそう

ギアケース
これを買うと新品が買えるのでグリスをさして長持ちさせましょう

クラッチ
すべて買うと新品がもう一台買えるので壊れやすいクラッチシュー&スプリングだけ買う?ドラムはたぶん大丈夫
クラッチシュー 161332-1 1600yenくらい(2つ必要)
テンションスプリング7 231881-3 300yenくらい
サイズが合えば他社のクラッチアッセンブリキットが流用できると思います
2ストロークと4ストロークで出力特性は違えど、クラッチを別設計しているとも思えないので...
クラッチシューの外し方はマイナスドライバーでてこの原理でばねを伸ばすと簡単に外れます

刈払い機のクラッチの仕組み↓
ナイロンカッターと刈払機の適正について。 | アグリズスタッフブログ (agriz.net)

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マキタ MUR189D



主要機能

刈込幅ø
(mm)
刈込み方式回転数
(min-1)[回転/分]
電源(V)
230 樹脂刃(3枚) 4,000(低速)
5,000(中速)
6,000(高速)
直流18

 

1充電あたりの
連続運転時間(目安)*1

機体寸法
(長さ×幅×高さmm)
約2時間15分(低速)
約1時間30分(中速)
約1時間10分(高速)
1,518~1,618 × 258 × 396

 

質 量*2
(kg)
標準付属品

2.8

肩掛けバンド・保護メガネ・六角棒スパナ4、5
飛散防護カバー・樹脂刃ベースセット品・アクセサリバッグ

↑メーカーwebページのコピペです

レビュー



楽らくロングドライブモード
負荷がかかると回転数を自動で上げてくれます

広範囲を刈りたいときはこのモードです

実際かなり持ちます

マキタは129平方メートル刈れると言っています

最初はロングドライブモードを使いましたが結局草の長けと質に合わせて手動調整しています

弱はパワーが弱いのでほとんど使いません

ナイロン使用時のバッテリーの持ちは心もとない
ナイロンを使うとき、中速回転以上を使うのでバッテリーの消費は早くなります

広範囲を一度に刈りたいときは付属の3Ahバッテリーでは厳しいです


↑付属してくる3Ahバッテリーの倍の能力

6Ahのバッテリーは感覚的に標準バッテリーの倍以上の実力を持ちますので結構刈れます

パワーはそれなり
低回転で50センチの草を刈ると、弾き飛ばす力が弱いので

このくらいの草には中回転以上を使った方が良いです

刈るスピードもゆっくりになってしまいます

荒れ地の草刈りには力不足ですが、畑の草刈りから庭の芝刈までそこそこ使えます

金属のチップソー等は装着できません

カラミトリ機能
逆回転させられるため絡んだ際も楽に草を除去できます

すぐに絡むとレビューしている人がいますが、草刈り機は回転方向が反時計回りのため、右から左に振って使います

youtube等を見ても、回転方向を考えずに左右均等に振っている人が多いです

刈払機の正しい使い方 - YouTube
先人から教えてもらうことも多いかと思いますが、基礎知識を学んでおきましょう

なんと時計回り回転
しかしMUR189Dは刈払い機の常識が通じないことが分かったのです

回転方向が時計回りでした

私自身、刃の向きからして左から右だよなーと思っていたのですが

調べても刈払い機は右から左に振ると書いてある

取り扱い説明書には何も書いていませんが

MUR189Dに関しては正解は「左から右に振る」のようです

樹脂刃の耐久性とコスト
欠点は樹脂刃の耐久性とコスト


キックバックはしないけれどどんどん消費?

樹脂歯では雑草が伸びてこないように根本を狙うとすぐに歯がダメになりやすいです

樹脂刃がすぐに消耗するとレビューが多いですが、実際は際などを刈らなければさほどでもありません


↑このくらいになると切れ味が鈍ってくるので交換しています

低い雑草目的なら叩いて切るナイロンに軍配が上がります。雑草の伸びもややナイロンで刈った方が抑えられる気がします

ナイロンに交換は3000円くらいの出費ですがお値段以上の効果があります



代わりにナイロンはバッテリーを食います

使い分けは

ナイロン:障害物の近くの際と短めの雑草の根本を狙うとき

樹脂刃:広範囲をバッテリーセーブ・麦など固めで背が高いものをカット・石など飛び散りが少ないため住宅の近くで使うとき

という感じになります

金属粉入りナイロンとかも売っているのでそのうち試してみたいですが、切れるナイロンはパワーのある機種でないと抵抗も大きくなるため様々な部分で厳しいようです


2mmの純正花形が結局ベスト?バッテリー1本でつるつる=丸形になります

1.6m,2.8kgと軽量コンパクトで運搬が楽
軽トラ持ってる人ならフルサイズの草刈り機を運搬できますが

普通軽自動車で搭載できる草刈り機というとこれになります

1.6mのエンジン式はなかなかないし、オイルやガソリンで社内が汚れますしね

分割式のものは先人によると壊れやすいとのことです

軽いため、1時間振っていてもさほど疲れません

分解と掃除も容易でメンテナンスが楽
飛散防止カバーを六角レンチで外して、歯を取り外す

飛散防止カバーを水洗いし、乾かしてから金属部に注油

付属のマキタバッグにジップロックに入れてしまっておく

ナイロンコードや樹脂歯は減るので状態をチェック

 という手順だけでOK

付属品充実
肩掛けバンド、保護メガネ、バッグまで付属しており、同時にそろえるものはナイロンコードくらい

 炎天下の使用は注意が必要
30度の外気温の夕方に使用しましたが、熱停止もなかったです

炎天下では熱で使えなくなることも多いみたいです

真夏の作業は機械にも人体にも負担が高いので気をつけましょう

保管にも少し気を遣う
モーターは大丈夫でしょうが、バッテリーは車内などに置きっぱなしでは傷んだりすると思われますので夏の車内に放置は気をつけましょう

本体の耐久性?
かなり酷使しています。先端にモーターがあるのでギアに注油などのメンテナンスも不要ですが、水の侵入には弱そうです。果たしてどれくらい持ってくれるのか。1年は保証があるはずです。
バッテリー式は本体よりもバッテリーが高いので本体交換しても1万円でおつりがくるし、バッテリーは新製品になっても変わらないはずなので他製品に交換も可能なのが良いですね。

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農薬の基礎知識

大きく分けて殺菌剤と殺虫剤に分かれます

この手の薬の話は薬理学が役に立ちます

農薬取締法を遵守してください

適用作物と希釈濃度、散布後収穫可能日数が細かく定められています

人間の薬と同様、いわゆるジェネリックがあります

ほとんど同様の作用機序で販売会社と商品名が違うということです

殺菌剤
病気予防・治療のために散布する農薬
薬理はさまざまで一言で正しく言えないのですが
多くは人間でいう抗生物質です
ウイルスには効果がなく、抗菌スペクトルという効く菌と効かない菌があります
人間では多剤耐性菌という薬剤に対して抵抗性を持った菌がいると問題になっていますよね?
それと同じで同じ薬剤ばかり使うと同様のことが起こる可能性があります
また有用な菌も殺してしまう可能性があるので、殺菌剤を使うということは土壌の生態系を狂わすもろ刃の剣でもあります。

殺虫剤
こちらも殺菌剤と同様、同じ薬剤ばかり使うと耐性を持った虫が生まれるので注意が必要です。
劇薬に分類される作用の強いものはカギのかかったケースに保管されて販売されています。
植物に浸透移行するタイプや土壌に散布するタイプも存在します。

有機リン系の薬剤は自動車等の塗装を侵すので注意してください


展着剤
農薬を効果的に作物に付着させて効果を引き出すための薬剤。いわゆるノリです。
ブロッコリーなどアブラナ科作物は展着剤を加えない水等は弾いてしまいます。
それでは弾いてしまった農薬のほとんどかかっていない場所から菌や害虫が侵入するということになるため、農薬を使用するのであれば展着剤は使った方が良いと言えます

オススメは
ドライバー
花王が開発したアジュバントと言われるタイプで、ワックス性の強いアブラナ科植物にもきれいに浸透します。においが臭い以外は優秀だと思います

アマゾンに売ってない・・・

アプローチも同系統のようです


入手しやすいですがダインはやめた方が良いです

理由は黒く汚れるので最悪です

混ぜてはいけないもの
基本的に石灰硫黄合材などアルカリ度の強いものに混ぜた場合、正常に作用しなくなる場合があります。
詳しくは説明書を読んでください。

なお、ボルドー液は石灰由来の昔からのボルドー液を指すようで、Zボルドーは弱アルカリ性なので混用してもOKのようです

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自然農薬

なんと言っても適用作物は野菜類なので農薬取締法を考える必要性が薄いのがうれしい所
効果は限定的なので、これだけで大丈夫というわけではないのが奥の深い所


ナメクジやカタツムリなど粘液系の表皮を持つ虫に有効
アリも忌避効果あり

石灰
消石灰は薬害多少あるが直接葉面散布で病気予防になる
そのまま散布で人が吸ってしまうと健康障害もあるので注意
苦土石灰でもアルカリ度が低いが同様に効果があると思われる
安全なのはカルシウム液肥を葉面散布する方法か
いずれにせよ最近見直されている石灰パワー
土壌改良においても天然石灰は連作障害を軽減させると言われる
苦土石灰だと効果持続が限定的だが、天然石灰は非常にゆっくり効くため長期作物にも有効

ストチュウ
とうがらし+酢(木酢液でもOK)+酒(焼酎など)
手間がかかるが確かに害虫忌避効果はありそう

ボルドー液(銅水和剤)
銅でないと防げない病気があるようで、ローテーションに組み入れたほうが良いと感じている

バチルス菌(トアローなど)
薬剤に抵抗性のついたチョウ科害虫に有効
効果の強さは確実に劣るので、予防的意味合いが強いか
病気対策のついでに混ぜておくような使い方ができる

菌資材
農薬ではないが、センチュウ捕食菌を肥料として散布するとセンチュウの密度を減らすことができる。広く販売されているわけではなく、送料などを考えると高価
もともとセンチュウ捕食菌は世界に広く生息している

えひめAI・・・もともとはアコヤガイの養殖、水質の改善のために愛知県産業技術研究所が開発したもの。作り方も公開されている。

えひめAI1とえひめAI2があり、後者が家庭菜園では使いやすいか

1.5L作る方法


  • 納豆のネバネバ 4粒分くらい
  • ドライイースト 小さじ1(6g)
  • ヨーグルト 75g
  • 黒砂糖(粉末)75g
  • 2Lペットボトル
  • 水でもよいができればコメのとぎ汁1500ml
材料をペットボトルに入れて混ぜる

砂糖でもよいが黒砂糖のほうがミネラルが補給できるらしい

温度を35度から40度ほどにキープして1日置く

発酵ガスが発生するのでボトルの蓋は開けておくか、ガスの逃げ道を作る

200mlの水を足して35度から40度をキープし1W置く

ph4くらいになっていれば成功

腐敗すると悪臭がする

できたものの不純物を濾紙などで取り除いて

希釈して散布して使う

1000倍は少し薄く頻繁に散布しないと効果が薄い

500倍から1000倍くらいで良い?

灌水なら100倍でも良い

温度管理が重要だが、熱帯魚のポンプを使ったり、加熱したりと方法はさまざまあり

冬はヒーターなど必要だが夏は特になくてもできそう

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