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Power is everything more is better

駿河湾中心のライトショアジギング、農業のブログ

ヘビーシンキングミノー

重くて底近くを探るのに使うミノーがヘビーシンキングミノー。主にヒラメ狙いでよく使われます。近くに寄っている青物が表層にいるときもかなり有効。ジグのスキッピングで反応がないときは試すべきです。

カラーの考え方
駿河湾はピンクがとても釣れるのでピンクは必須。ゴールドはヒラメとか根魚に有効だと言われるがあまり釣れない印象。よってピンクとナチョラルカラーをとりあえず持つことをオススメします。



シマノのヒラメカラー、ヒラメキャンディは痒いところに手が届くカラー。ナチュラルだけど腹がピンク、金も入ってる。釣れる要素が入っているから普通のジグでもこの色が欲しい。

スピンドリフト
5m位の深めの遠浅サーフならこれで十二分。泳がないっていうレビューが多いけど、これのデッドスローで何回も釣れてます。ヒラメ狙いなら泳ぎよりもレンジが大事。潜行レンジも他社のミノーよりも深そう。ショアジギロッドで扱うならARCシステムを搭載した新型よりも旧型をすすめます。引き重りが他のミノーよりもあるためショアジギロッドでも水流を感じやすい。飛距離出るしグローカラーもあり濁りに強い。9センチの28gがイチオシ。このミノーでヒラメを連発しています。11センチは図体でかいので重いけど飛距離は互角です。引き抵抗は旧型よりも小さい。

ファルクラム
派手な泳ぎと派手なカラーリング、いかにも釣れそうなルアー。アクションもDUOの動画を見る限り派手派手。でもずんぐりしたバディのせいか飛距離は劣ります。引き抵抗も少ない。インフォメーションが少なく急深サーフでは使いにくい。泳ぎをみるとゆっくり巻くと鈍重な感じ。

Gコントロール
セカンドリップがおなかにあるのでデッドスローでもよく泳ぐというのがメーカーの謳い文句。塗装が弱め。泳ぎは結構良い。飛ぶしこれは使いやすい方だと思います。

ピンテールEZ
早巻きヘビーシンキングミノーピンテール27をもう少しゆっくり引いても泳ぐようにしたチューン。沈みが速いしテンポよく探れます。引き抵抗は大きめでショアジギロッドで扱うには使いやすいです。

ハリバット
ややフロントバランスで、手前によってくるような潮のときはテーリングが多発してしまう。アクションをつけるとテーリングするので本当にただ巻き専用といった感じ。

フックチューン
ミノーのフックをシングルフックに換えて飛距離と釣果を伸ばそうとした結果、飛距離は変わらず泳ぎは悪化することがわかってきました。やはりミノーを70m以上飛ばすのはなかなか困難なようです。飛ばないジグよりちょっと飛ばないくらいにはなってきていますがポイントが遠いサーフで青物を釣ると考えるとミノー不利は否めないでしょう。

どれがオススメ?
使っているうちにスピンドリフトかGコントロールがヒラメ狙いの一軍ミノーになりました。

最終更新:8/15

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メタルジグ

タダの鉛。されど釣果を左右する鉛。単純だけど奥深いメタルジグについて。

 飛距離
シェイプが小さいと空気抵抗が少なくよく飛びます。シェイプが小さいと重さは軽くなるので飛距離に不利になります。なら小さくて重いジグが良いんじゃないの?ということで出てきたのがタングステンジグ。値段は高いけどやっぱりサーフでは強いです。マイクロベイトパターンが多いので小さいことは青物にはメリットが大きいです。タングステンジグのもう一つの特徴はフォールが速いことですかね。着底もわかりやすいです。

耐久性
塗装がボロボロになってしまうと釣れる気がしませんよね。実際どのくらい釣れなくなるのかは謎ですが精神的にも経済的にも塗装は強い方が良いです。上手くなってくるとロストがほとんどなくなるので耐久性は重視したくなります。グローカラーの場合、蓄光時間の長さも重要なポイントです。同じジグでもカラーによって塗装の強さにムラがある。

耐久性ナンバーワンは
杉山工房のスギジグ ピンク
高いけど塗装強い!アルミを張り付けてあるのかな?フロントウエイト系。引き抵抗は強め。
俺のシャバジグも耐久性は抜群ですね。

フォール
実際のフォールを確認するには濁ってない波止で足下に落とすことでしょうか。捕食が上手くない魚や活性が低い魚にはあまりトリッキーな動きは向かないと思います。ショアスローの誘いは特定のレンジを攻めるときに使えるがそればかり考えるとヒットに結びつかないこともあるので色々な誘いを試しましょう。

アクション
ジグはフロント、センター、リアウエイトの3つに分けられます。ウエイトバランスによって動きもある程度想像できます。最近は左右非対称設計も多くなっています。このタイプはイレギュラーな動きをします。

フロント
ロッドアクションに対する応答性が良くジグの個性でダートする。テンションフォールで水平になりやすくフォール速度をゆっくりにできる。バランスによって飛距離も両立できるタイプなので最近は多く発売されている。

センター
飛距離は風の影響を受けやすく不利。瞬発的な横っ飛びな動きが得意。ダート幅は中くらい。動き重視。

リア
向かい風・横風に強い。タダ巻き向けが多くフォールアクションは尻から落ちるため控えめ。フォールスピードはとても速い。リアフックをつけても飛距離の低下が少なく、シビアコンディションに強いため必ず携帯したい。

アクションのさせ方
これは好きなようにつければ良い。時期やその年によって反応がいい誘いがあったりする。ただ巻き設計のジグをしゃくるのは向かない。リアアシストフックをつけているときはしゃくり方によってエビになってしまう。ロッドの硬さで同じしゃくりでもジグの滑走は変わってくる。柔らかいロッドではジグの移動距離は少ない。魚の状況でそれが有利にも不利にも働く。渋い状況ではそういった細かな違いで食う食わないが決まって来る?
魚種によってただ巻きが好きな魚もいればフォールが好きな魚もいるので魚の習性やヒットパターンを探しましょう。

シェイプ
ジグの大きさはベイトに合わせるのが基本。シラスを食べている時なんかは小さいシェイプしか反応しなかったりする。最近はジグでのヒットが難しいと考えても良いかもしれません。その年や時期によって好まれるシェイプは変わってくる印象。魚種による違いもありカンパチなんかはでかいシェイプでも構わず食ってくると言われている。

ジグの系統
タダ巻き系
スピンビーム、フリッパー、ジグパラサーフ
基本的にタダ巻きで使う設計。シャクって釣れないような魚も釣れることも。

中間系
ムーチョルチア、ジグパラ、コルトスナイパー、ドラッグメタルキャスト
タダ巻きでもしゃくっても良い。ほとんどのジグがこれ。

スライドアクション系
コルトスナイパーTGベルサーテ、ブギーウォークスメルト、投技ジグ、俺のシャバジグ
細くて長いジグはほとんどこの系統。シャクって大きく滑走させて反射的に食わせるタイプ。

ショアスロー系
ジグパラスロー、スローブラッドキャスト、ワンダーフォール
ずんぐりしている。変則構造で変則的なフォールを売りにしたジグもある。いずれにしろ落としてゆっくり見せて食わせるタイプのもの。早く巻く釣りでは狙った飛距離でのジグを留める時間が短いがスローに誘う事で広い範囲の魚にジグの存在をアピールできる。しかし実践ではスロー系ジグはあまり釣れない印象があり私はほとんど使わない。普通のジグでスローに誘うで十分なのではと思っている。

引き抵抗
強いと深く潮の速い場所では疲れます。引き抵抗が強いルアーはタダ巻き向きともいえるかもしれませんが、軽く引けて泳ぐ方が理想ではあります。特に50g以上のルアーは引き抵抗が大きいと疲れますので重要なポイントです。潮流の程度を把握するときは引き抵抗がある方がわかりやすいです。変化がある所が魚が通りやすい所だったりします。


駿河湾はピンク必須だったが、最近はナチュラル系が良い印象。グローの縦線が入っているジグは速く動くと魚にはぼやけて見えるらしく、アピールが良く釣れる。駿河湾に鰆はあまり接岸しないのでわからないが、鰆はゴールド系を好むと言われている。夏以降はピンクがあまり効かなくなり、ブルーやベイトに似た色が良い印象。
数を狙う場合は同じジグばかりだと見切られるので色んなジグやカラーを持っていた方が有利なのは否めない。フグなんかもカラーを替えた途端ヒットしたりする。留まっている群れの場合はカラー変更は有効と言える。

ウレタンコーティング
面倒だけどやっておくと耐久性向上。結構溶剤が高い。3回やるとちょっと光沢が減少します。2回でいいと思います。風がないときにやった方が仕上がりキレイだけど時間がねぇならどんどんどぶ漬けしましょう。
シマノのジグはのTG系はコーティングしたら合わないのかムラになってしまった。ふしぎ。ものによってはネット評価が悪いものもあります。釣具店では大体1500円~2000円くらいで売っていますね。

どぶ漬けすると良くないもの
シマノTG系
ガン吉
メタルエフェクト△

2フックタダ巻きジグ
スピンビーム、フリッパー、ジグパラサーフなどを指します。このジグは確かにヒラメ、ジグではあまり釣れないような魚に有効です。状況にもよりますが色々なフィッシュイーターが釣れます。しかし、フックが弱い。取り替えるにしろ限界があり、強引なやり取りは厳禁です。強度を増そうとすると今度はジグを抱いてしまい、およぎません。急深サーフでは使いにくく小物専用感は否めません。この手のルアーを使うときはドラグ緩めを心がける必要があり、ゴリ寄せ厳禁です。

オススメジグ
ムーチョルチア
安い、強い、飛ぶ、釣れる。ロスト恐れず根を攻められる。引き抵抗は大きめ。フックは決して強くないため必要ならチューンすべき。重量が半端なのがかえって他と差別化できるので使いやすい。最近リニューアルされパッとしないカラーバリエーションになってしまった。

ファルコン キャストジグ
フォール早め、タングステン並みの飛距離、塗装強い、入手難。ピンクが圧倒的に釣れるがナチョラルカラーも◯。スリムタイプもあり、ベイトが大きいときはこっちも良い。5g重量は重くなってて飛距離はノーマルと大差ない所が上手い設定。私のメインジグ。あんまり売ってない。もっとピンク生産して。生産終了?

メタリックサーディンHPB
生産中止らしいがブランカよりよっぽど釣れる。蓄光時間長く、シェイプが小さいのが味噌。タチウオ、カマス、サバ、アジに効く

スピンビーム
私のただ巻概念を変えたタダ巻きジグ。すでに廃盤?青物には効かないときもあるけど普通のジグとは違う魚を連れてきてくれます。。水深5mあるならTGでもいいが、それより浅い場合はノーマルを推奨。向かい風に非常に強い。レンジさえとれればヒラメ以外にもとても効果的。フロントはフックの大きさに気を付けないと泳がない。フリッパーは浮き上がりやすいので浅場向き、トップで使うのもあり。ジグパラサーフはブレード付きにもかかわらず飛ぶし、安くて良いですがフックが前者よりさらに弱い。


スギジグ
アルミブラッシング塗装はとても丈夫でタフ。タングステンじゃないのにとっても高価だがワカシにはアピールする様子。引き抵抗は強いけどフロントバランスでバシバシ動かしたくなってしまうちょっと玄人が使う駿河湾王道ジグ。最近は入手難。

俺のシャバジグ
カンパチ専用ジグだが色々釣れる。重さの割に引き抵抗もちょうどよく、ゆっくりワンピッチで誘うとガツンとくるか、食い上げられてフッと軽くなる。値段はそこそこで、店頭でみないのでネットで買うことになること以外は、飛距離も優秀で丈夫で素晴らしい。

ジグパラショート
安くてカラー豊富でウレタンコートすれば耐久性も問題ないです。ただ巻きでもじゃかじゃかでも、ワンピッチでも使えるし、グローカラーは蓄光力もそこそこ。50gもある。若干フロント重心だが飛距離も悪くない。実は左右非対称設計。

ドラッグメタルキャストスリム
ピンクゴールド+グローというカラーが良いのか本当に良く釣れる。ワンピッチよりもじゃかじゃか巻いてフォールを繰り返す方が良い印象。リアトリプルフックをつけても飛距離優秀なのが強い。値段も安めで60gでもシェイプはコンパクト。

メタルエフェクト
ギャロップアシストは店頭で見なくなったが代わり店頭に出ているジャクソンのニューフェイス。リア重心だが、フォールが遅めで良くできている。ギャロップアシストに比べてシェイプは大きくなってしまうと思うが、リア重心のためにリアアシストをつけても飛ぶ。ジャクソンのジグは飛距離が出るので使いやすい・安い定番ジグと言える。

最終更新:2021/12/9

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ヨリモドシかソリッドリング+スプリットリングか

リーダーの先にジグ直結という闘魂野郎は別として

リーダーの先にはヨリモドシかソリッドリング+スプリットリングをつけますよね?

私はソリッドリング+スプリットリング派です。

ちょっと高めのローリングスイベル+スプリットリング派です。



以前は高強度をうたうヨリモドシを使っていました。

でも30g以上を使うジギングではヨリモドシが破綻したり、いつの間に勝手に開いてたりするわけです。

スーパーライトショアジギングならまだしも、60gを使うのであればヨリモドシはNGです。

ソリッドリング+ヨリモドシが強度的には有利でしょうが、超大型が出るわけでもないフィールドで、潮流が速く、重いジグを使うのならローリングスイベル+スプリットリングが巻きのアクションを損なわず良い印象です。

ローリングスイベルが力を逃がすのか、スプリットリングから外れそうになるトラブルも少ないです。

ただ塩によってローリングスイベルの腐食は避けられないと思われるので定期的に交換は必要でしょう

スプリットリングの欠点といえば、つけはずしがしにくいこと。

リングの素材が厚いものだとルアーの接続部の形状によってはとてもつけにくい

TGベイトやワインドヘッドは特に。

太刀魚ワインドでは暗い中での作業なのでさらに大変になります。

ワインドヘッドメーカーさん、なんとかならないの?



対策としては4番の素材の薄いものを使うことですかね。今のところDUOがいいかな。

厚い素材のものは丈夫なのはいいけど、開き癖がつきやすかったりしますね。

このとおり、結構スプリットリングって重要なパーツだったりします。

今のところソリッドリングが破綻したことはないですね。ソリッドリングは厚いものさえ避ければなんでも良さそうです。カルティバの5.0mmがベストだけど、お徳用のでかまいません。

最終更新:2021/9/20

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ショアジギングのライン

ショアジギングをはじめ海ルアー釣りが流行し始めた理由のひとつとしてPEラインの普及がある。
    PEラインのメリット
細い糸であっても強い強度を持つ
細いゆえに風の抵抗が少なく遠くまで投げられる
伸びがないため感度がよい
擦れなければ耐久性がよい

 PEラインのデメリット
細い糸の集まりであり擦れに弱い
伸びがないためショック切れしやすい
専用ガイドを搭載したロッドでないと強度問題や糸がらみが起こる
リーダーシステムを作る必要がある

尚、太さの規格統一がなされていないため、メーカーによって同じ号数や強度表記であっても太さが異なる。

オススメPEライン


よつあみ G-soul スーパージグマン X8 = YGK XBRAID SUPER JIGMAN X8

耐久性がとてもよい、上手に扱えば切れることはほとんどない、10mごとにカラーがあり何m飛んだかわかりやすい、コーティングは最初張りがあるが、使うとしなやかになる。パッケージ記載の通り色落ちはします(特にピンクと緑)。1号200mで3500円程度。300mはちょっと高いが長く使える。強さのよつあみ。細くて強い、しなやか。単色緑ラインになるがアップグレードシリーズもほぼ変わらない使い心地でこちらもオススメ。3000円を切る価格で入手できる。未知の安いラインを使うより、ちょっと高くてもスーパージグマンorアップグレードを使ったほうが結局安い。間違いなく信頼できるのはよつあみ。近年海外展開する上で社名と製品名を替えた模様。よつあみ=YGKである。



何号を使うか
よつあみでいう1号前後が良い。超ロングキャストを狙う場合やスーパーライトショアジギングでは0.6号を使ったりする。0.6号では扱いにとても気を使う。対大物に備える人は1.5号も良い。1.5号で30ポンド(ナイロン7号以上相当)あれば引っ張り抵抗は申し分ない。結び目がどうしても弱くなるので糸の耐力より実際は強度が落ちる。ちなみにナイロン1号は4ポンド、5号20ポンドで9kg-αくらいは大丈夫。1.5号は堤防では良いが飛距離が欲しいサーフでは1号以下、太くて1.2号を使いたい。60gを投げるなら指をかけるところが傷むので1.5号は欲しい。
大型狙い思考になってきた最近はもっぱら1.5号を使用中。うまく使えば1年以上は余裕で使えるし、キャストを繰り返しても痛みが少ないです。ヒラメタックルは1号。
youtube等見ていると、堤防でも2号以上を使っていたりする人が多い。沖堤防やポイントが近い場所では余裕をもって2号を使うことも耐久性のメリットがあると思うが駿河湾は飛距離重視でできるだけ細いラインのほうが有利と言える。ブリクラスであれば、1.5号30ポンドで十分である。

何本編?
PEは細い糸の集まりであるから、8本の方がしなやかで強度が強く、風や流れの抵抗を受けにくい。しかしすごい変わったなと思うような違いはなく、些細な違いである。細糸ほど良いラインを使った方が良い。

マーキングライン
何m飛んだのか、どこで深くなったり浅くなったりするのか、障害物がどのへんにあるのかを把握できるので値段は上がるが利点は多い。フグなんかが大群でいるときはマーキングラインをみてかじると言われているので単色がよいと言われている。

XBRAID upgradeは緑単色ラインだが白マーキングはあり

200m巻
多く巻いておいてしばらく使ってから逆から使うと二度美味しいが面倒なので行っていない。糸巻き量はバックラッシュしない程度にスプールのふちに当たらないほうがいいので、下巻をして調整する。この作業は意外と面倒なので慣れない人はショップに頼んだほうが手っ取り早い。シマノは表記ほど巻けないことが多く、ダイワは表記に近い量巻ける。高切れすることを考えて200m以上を推奨する。堀田さんいわく、150mなんて意味がわからない。同感。200m以上はコストが高いから今の所微妙だけど、長く使うことを考えると結局安い。新しくラインを巻く場合はテンションを高くする事が難しい。使用後に多少痩せるのでちょっと多いかなくらいに調整しよう。

糸の巻き方
店頭で買った場合は糸巻き装置を貸してくれる。ネット購入は自分で糸巻きに棒を通して誰かに持ってもらうと楽。濡れたタオル等でテンションをかけながら巻いたほうがバックラッシュを避けられるが強いテンションをかけるのはなかなか難しい。最初の使い始めはスプールに糸がなじんでいないため、重めのジグ等で、フルキャストせずに徐々に飛距離を伸ばしていくとトラブルが少ない。

下巻き
好みの太さの糸をそのまま巻いてもうまくスプールの淵にぴったりと合わせるのは難しい。そのため下巻きが必要になる。200m以上も走られることは皆無だが、同じ号数のPEラインであれば電車結びで下巻きと連結させるのも良い。

無駄なく使う方法
残150mになったとしても巻き始めの30mはほぼ未使用状態であることが多い。捨ててしまっても良いが、リールからリールに巻きなおすことで使い倒すことが可能。

ショックリーダー
擦れに強いフロロカーボンの糸が良い。専用ショックリーダーも売られているが、ハリス用で問題ない。もっともお得なのは船用の100m巻きのもの。フロロカーボンはクレハ社が素材を作っているため同社のシーガーシリーズに定評がある。太さは5号前後、4号から7号が良い。リーダーの長さは1ヒロ1.5m前後でよい。ロッドのレングスの半分ちょっとが投げやすいのでロッドに合わせて微調整を。可能な限り長い方が耐久性のメリットはある。投げるときはPEとの結び目を先端ガイドから出して投げるのがベター。長すぎて結び目がガイドと擦れると糸切れの原因となる。短すぎても傷ついてラインを切るときにリーダーが短くなり問題が出てしまう。




シーガーは安価で使いやすい

高級フロロカーボンは良いのか?
シーガーシリーズでもグランドマックス、シーガーエース、ノーマル、FXR船など様々なフロロカーボンハリスが発売されている。釣果に影響がでるかどうかというと、微妙である。実用上違いを感じるのがPEとリーダーを結ぶときの結びやすさや、フロロカーボンの癖のつきやすさに違いがある。FXR船とシーガーを比べると、FXR船のほうが癖がつきにくく、しなやかで、結びやすく、白色化もやや遅い。シーガーエースはシーガーを固くした感じだが、結びにくさはない。
FXR船は、安く売られていればシーガーよりオススメである。グランドマックスは高すぎて使ったことがない。ラインというものは在庫の関係か、値段がかなり変動する。安く買えたらラッキーだ。

FXR船は癖がつきにくく扱いやすい、シーガーエースもオススメ

ショックリーダーとPEの結び方
いろいろな結び方がある。FGノットが主流だと思うが、私はノーネームノットで結んでいる。
比較的細い糸向きの結び方のようだが、7号以下のフロロと1.5号以下のPEの結束において問題はない。3時間キャスト×5dayの釣行でも切れることはない。念のために2回から3回の釣行で交換しているがもっとスパンを長くとれるかもしれない。釣れたり魚をランディングしたときにラインは傷むのでチェックをすること。意外とリーダー結束部よりもルアーの着底時の衝撃でリーダーが痛み切れることが多い。たまにサルカンかスプリットリングとの結束はやり直したほうが良い。
しっかり結べないとジグをたくさんロストすることになる。ビギナーはこのノットが難しく数キャストで結び目が破綻し落胆することもある。釣り場でのノット作成は風があるととても難しいため事前にしっかりと結んでから釣行に行くこと。何事もやはり経験でありめげずに結んでほしい。

http://www.seaguar.ne.jp/knot/lines/line_8.html

最終更新:2021/12/22

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ライトショアジギングのロッド パワーマスターPML100 N-ONE 962MH SRJ ソルティーシェイプダッシュ96MH レーザービーム11MH ブルースナイパー100M

求められる性能
PE対応ガイド搭載(Kガイド等):糸がらみがなく摩擦抵抗も少ない
遠投性:体力に合わせて振り切れてできるだけ長い
操作性:短いほうがアクションさせやすいがしゃくり幅は小さくなる
パワー:適度にしなるが粘りが必要、硬すぎると引きを楽しめない、柔らかいとアクションは小さくなる
軽量:しゃくりの疲労が少ない。基本的に重い方がハイパワー。

サーフと堤防の要求性能の違い
サーフはいかんせん飛距離が釣果を左右します。フラットフィッシュは50mくらいの第1ブレイクでも釣れますが、良型青物は最低90mくらい投げた方が良いです。
一方防波堤ではそこまで遠投しなくても深く、釣れるのでビギナーは防波堤から始めた方が釣果が出ます。ランディングはかなり巻いてからぶっこぬきを心がけないと、岸壁にヒットしてバレます。

 根や障害物がある場合
磯や急深サーフでは障害物にこすれてPEラインが切れることがあるため、パワーのあるロッドで素早く取り込まないと切られます。よって硬いMH以上のロッドが適しています。ドラグをうまく使うことで、障害物がない場所ではやわらかいロッドでも十分時間をかければ釣り上げることができます。大物がかかるのは非常に稀であり、硬いロッドは引きが楽しめないのでMHまでがオススメです。大物との格闘の練習には海上釣堀がオススメです。やはり経験があるとないとでは結構違います。ただウキ釣でpeラインを使うのは擦れて痛むのでもったいないです。リールの共用は避けるのが無難です。

一般的には...
30mの水深なら40g、20mの水深があれば30g、10mの水深であれば20gのジグが扱いやすいため場所に応じたg数対応ロッドがオススメ。メーカーによって同じM表記でも硬さはまちまちなので注意。ほとんどのロッドが最適なg数を表記しているのでそれを参考にする。レギュラー調子で長いロッドは振り切るとロッドの穂先を地面にぶつけやすいので注意。ガイドはダイワとゼナックは独自のものを使っているが他は富士工業製のKガイド搭載がほとんど。エントリーモデルで1万円以下のものではノーマルガイドなので推奨しない。ガイドにラインが絡まってルアーをロストか最悪の場合ロッドが破損する。操作性を左右する要素にリールから竿の根元までの長さがある。投げ方にもよるが長い方が少ない力でしなりを生かして投げられる。エギングに慣れている人は短くないと違和感があるかもしれない。シーバスロッドを持っている人はそれでとりあえず始めてみるのがよい。

買うとき
1.自分が投げるジグの重さにあわせてロッドの固さを選択(メーカーにより表記された値に差あり。基本的に重いとパワーがある傾向だが、持ち重り感覚はウエイトバランスも兼ねるのでまた別になる。MAX60gで60gはなんとか投げられるという感じです。)
2.Kガイド搭載か
3.ロッドレングスは好みか
4.調子は先調子系か
5.グリップの長さは好みか、重量
6.リールシートはどうか
7.ブランクデザイン、保障
の順に見ていけばよい。1の硬さうんぬんはやはり使ってみないとわからない部分も多い。やはり高いロッドはその分コストがかかっている傾向はあります。人間心理としてダイワやシマノを選べば安心と思う人が多いが、コストパフォーマンスはあまり良くないです。調子は先調子の方がキャストしやすいし、飛ぶし、投げられるジグの許容範囲が大きく使いやすいです。保障が良いからアフターが安心と言ってもエントリーロッドを修理に出すのは高くつきます。気に入ったのを買うほうが良いでしょう。しかし高いロッドがいいロッドとはいえません。とりあえず2万くらい出せば普通に使えるロッドが買えます。1万以下は飛ばす必要がないところでは一応使えますが、いろいろのめり込むと不満が出てきます。

初めて買う人は
長すぎるロッドは扱いにくい
重く硬いロッドはきつい

という面に注意してください。
9f前後の30gか40gがベストと表記があるものが扱いやすいです。
初心者じゃなくても11f280g+400gのリールをつけた私の大物向けタックルを振らせて言われたのが
「投げ竿かよ!2投で肩が痛い」…笑

ガイド
ガイドリング
トルザ>Sic>ノーマル
一部の高級機種のみトルザが採用されている。トルザはSicよりもさらに摩擦抵抗が少ない。今のところSicが主流。

ガイドフレーム
カーボン>チタン>ステンレス
カーボンを使っているのはダイワのハイエンドのみ。チタンフレームを使っているショアジギングロッドも一部ある。

Kガイド
ショアジギングロッドでは基本的にKW(Kガイドの強度UP版)が使われる。ライトなロッドやコストダウンされたロッドではシーバスロッドに多く使われるタイプが流用される。

ロッドグリップ
リールシートから竿の根元までどれくらいの長さがあるかは各社さまざまである。しかしこれが操作性を大きく左右するポイントでもある。ショアジギングは疲れる釣りであり、ばりばりのスポーツであると考えてよい。できるだけ疲労を最小限に、回遊している魚が通ったときに投げ続けることができることが釣果に直結する。私はロッドグリップが長いほうが好みであり、手だけでなく、前腕の力を使うのと、投げる際に振り子の力を十分に使うようにロッドエンドを持つためである。ここは各人の好みがある部分であるので自分のスタイルに合わせて選ぶとよい。

リールシート
しゃくっているうちに緩んでくることがあるため結構重要なパーツである。これも富士工業製のものをほとんどのメーカーが使っているが、一部オリジナルリールシートを採用しているものもある。ダブルナットタイプもあるが、あまり効果はないし、使っているうちに片方のナットが緩んだりするのでシングルで十分というかシングルのほうがベター。

パワーマスターライトコアPML100M
テンリュウという日本の老舗メーカーのメイドインjaponロッド。もちろん自社窯製造。特徴はカーボンシートに加えグラス配合をして粘りを持たせていることととても軽量であること。10fで221gだ。しゃくると一瞬遅れてロッドが反発するため違和感を覚える人がいるかもしれないが、しなりを生かす考え方の人にはぜひとも使ってほしいロッド。遠投性がよく、よくしなり粘りもある魚の引きが楽しめる仕上がり。曲がりに高級感が感じられる。30gがもっとも使いやすいと感じる。長いがワインドにもちょうどよい硬さ。フォールのショートバイトも掛けやすい。ロッドは2ピースだがすっぽ抜けやすいため数回のキャストに一度緩んでいないかを確認したほうがよい。ティップが折れたあと免責交換後は抜けにくくなりました。オールKWガイド。ガイド取付部分はガイドの脚が釣行後に洗浄しているのに錆びてきます。このあたりは日本製らしい丁寧な作りをしてほしい所。軽量化と曲がりを意識しているのか、ガイドラッピングはダブルではあるが1重である。中型青物はちょっときついが、50cm以下ならこのロッドで十分。ワインドはロッドが軽く、やりやすい。深い場所や急深サーフには柔らかすぎるが、軽めのジグやヒラメ、ヘビーワインドに向いている。保障は1年免責税抜き13000円。
3本のショアジギロッドを試して思うが軽量で疲れないロッドならこのシリーズがおすすめ。胴に乗せて投げる感覚をこのロッドでつかむと上達が早くなりそうでビギナー、女性にもオススメ。スイングスピードが速い上級者はかえって使いにくいかもしれない。振りぬくと地面とキスするので注意!
20g◯
30g◎
40g◎
50g△
ミノー◎
1ozワインド◎
浅サーフ◎
深サーフ◯
磯△
堤防◎

←パワーマスターライトコアPML100M

N-ONE 962MH SRJ
メジャークラフトの中位機種。細くてもハリがあり軽そうな見た目と、MHのパワーを持ちながらティップが適度に柔らかい味付けのショアスローモデル。ガイドは根元側半分程度はKWガイドでその先は普通のKガイド、しかしショアガンのショアスローモデルとおなじく一回りサイズの小さいものがついている。この辺りは軽量化にも寄与していそうだ。リールシートはダイワのロッドでみるようなグリップスポンジをそのまま回すタイプで緩まないのは好印象。飛距離はガイドサイズが小さいので劣ります。糸が太めだとキャスト後にリールからでたラインがバタつくような気がします。持ち重り感覚はやはりテンリュウと比べるとティップが重い感じがあるが、ソルティシェイプで感じていた安っぽい反発感は抑えられていてサッと反発して収縮していく。テンリュウよりもハリがあって急流に負けないことを念頭にソルティシェイプの後継として買ったが予想より柔らかかった。でもプラグも投げられて引きの釣りもできるこの調子は美味しい。持ち重りはストラディックCI4で振ってみるとロッドバランスがとれていて先重り感もなく抜群な操作性を発揮。軽量リールと細めのPEとの相性がいいです。汎用性も高いしこれ一本でライトゲーム以外ならなんでもできそう。ショアスローモデルじゃなくてマルチパーパスモデルと言っても良いんじゃないかと思う。
ヒロセマンはルビアスユーザーのはずだからルビアスで開発しているはずなんですけどストラディックCl4の方が合います。パワー的にはテンリュウのMとほぼ同じに感じるが、バッドは高弾性系。シャープなしゃくりでイナダ狙いなら普通のLSJかMH、汎用性ならコレですね。ガイドが細いせいか飛距離とキャストフィールは劣るのでこの調子でガイドを大きいやつに換えてほしい。962よりはもっと長いモデルのほうがおすすめ。
20g◯
30g◎
40g◎
50g◯
60g△
ミノー◎
磯△
浅サーフ◯
深サーフ◯
堤防◯

 

レーザービーム The Surf 11MH
ゼスタという静岡県下田が本拠地のメーカー。窯元ではないが国産ブランクで中国組み立て。恐らくはオリムピック製??シマノ?ロッド全体に装飾あり。270g程度で11ftということもあり、テンリュウよりは疲れるがさほどでもない。MAX80gまで投げられるパワーを持ちながらティップはしなやかで感度も想像以上に良い。ジグがプルプル泳いでいるのを感じることができる。もちろんMHなのでバッドパワーはしっかりしている。粘る系と高弾性系の中間あたりのフィーリングである。このロッドはRock、Surf、Blockの3タイプが販売されており、それぞれのフィールドで快適に使えるようなこだわりの仕様になっている。そのSurf版である本ロッドはロングレングスで遠投できることと、シーバスや太刀魚なども想定したオールマイティーな味付けを目指して開発されている。パワーは長いこともあり硬さの割に寄せる力は強く、中型青物なら十分。テンリュウMとの遠投性能の差異は40gでは互角、50gなら有利、30gでは劣る。20g以下は厳しそうだがヘビーミノーなどのプラッキングも十分できる。ガイドは根元2つのみ旧式オーシャンガイドで糸抜けを重視している。リールシートは富士工業製のシングルナット。ダブルナットは意味があまりないのでシングルで十分である。10ftのランウェイVRのMHと迷ったが、異次元の11ftを選択した。欠点はロングレングスで2ピースということからくる搬送性能くらいか。車に乗せる気にはあまりなれないので家の前の浜ユーズが基本。ワラサをぶっこ抜くのは流石にきついが、足場の高い堤防からぶっこぬきが多い場合もオススメできる。ルビアス3012hなど軽いリールを使うことで疲労は少ない。ワインドもハリがあるので軽くワンピッチすればダートしてくれるがロッドを大きくあおる誘いはやり続けるのが困難。強引に寄せることが必要だがジグ以外も色々やりたい人はこれがいいだろう。
20g△
30g◯
40g◎
50g◎
60g◎
ミノー◎
1ozワインド△
磯◎
浅サーフ◯
深サーフ◎
堤防◎



ブルースナイパー100M

解散したダイコーの元下請けメーカー、九州のヤマガブランクス。ダイコーから離れた後は独自ブランドを立ち上げてロッドを作っている。ロッドのほかにはスキーのストックも作っている。強いロッドが得意であり、ショアジギングロッドで言えばMでも他者のMH以上、いやHクラスのパワーを誇る。2017年に東レのナノカーボンを採用し、ニューモデルとなった。値引きはしない販売スタイルでとても高価だが大物にあこがれるアングラーにとって貴重な存在となっている。作りは言うまでもなく丁寧。重量245g、ガイドはオールKWガイド仕様だが、テンリュウよりも大きいものがついている。2重ラッピングガイドのレーザービームと比べてもさらにラッピングが厚く、3重だと思われる。塗装はいたってシンプル、見た目より質だろっていうブランクメーカーらしい意気込み。振ってみると硬い。youtubeの実釣テスト動画によるとキャパオーバーの100gのジグでもがんがんしゃくれているので磯でも活躍できそう。サーフや堤防からこのロッドで揚げられなければあきらめがつきそうなライトショアジギング最高峰なロッド。
使ってみるとゆっくり加わる力には硬く、急激な入力に対しては柔らかい印象。それなりに使い込むとなじんでやや柔らかくなる気がする。フォールであたりを取るような使い方は向かないがジグの操作性は抜群で軽くしゃくってもジグの移動距離が大きめ。驚いたのがキャスト性能。40gのジグでも竿を曲げて投げられるのでしっかり飛んでいく。硬いロッドってキャストのときに曲がらなくて反動を活かせないイメージだがこれは違う。ガイドが大きめなのでラインがスムーズに出て行くのも爽快感をもたらしているのかも。1ozのプラグを扱うにはちょっとオーバーパワー。ワインドは思いの外やりやすい。フォールのあたりを取りにくいのが難点。ルビアス3000番では30ポンドを使うともう少し大きいスプールが欲しくなるがウエイトバランスは良好。大物を想定して楽に楽しむならすごいオススメです。こりゃーこれ以上ないロッドです。小物は弾くかもしれませんがこのブランクはスゴイです。根に入られるような場所や障害物がある場所ではこれ以上ないパワーを発揮してくれます。汎用性よりもジグをきびきび動かして中型以上の青物をしとめることを主眼に置いているロッド。曲がった後の反発が強いのでメートル級のブリも十分対応できます。MHだとブリも楽勝、デカいカンパチやヒラマサ向けだと思います。
20g△
30g◯
40g〇
50g◎
60g◎
磯◎
浅サーフ△
深サーフ◎
堤防◎
ミノー△
ワインド◎



ソルティーシェイプダッシュ96MH
テイルウォークという新しいメーカーのロッド。当初は超大物向けが多かったらしい。中国製だが、穂先は適度にしなやかであり、パワーも必要十分。ロッドの重量は軽いとはいえないが、250g位のリールとあわせればバランス良好。40gジグがもっとも使いやすい。要らないところはコストダウンがはかられ、高級感はないが、必要な要素が詰まった一本。この価格帯のロッドは根本はKWガイドだが他はノーマルKガイドでありコストダウンの形跡が見られる。実用性能申し分なくとりあえずの一本としては良いと思う。



動画で宣伝する時代
メジャークラフトというメーカーがある。youtubeにタックルの選択について社員兼テスターのヒロセマンが解説している動画があるためそれを参考にすると良い。タックル選択の他にも参考になる動画が多い。

気になる・おすすめロッド
★★テンリュウ パワーマスター ライトコア
思ったよりも柔らかく、粘る系のロッド。ジギング主体なら余裕のあるMHの方がよい気がします。アクション重視ならMHでしょう。レギュラー調子なのに結構穂先がやわらかいんですね。ちょっとショアスローロッドに近い味付けとも言えますかね。ちなみにMでもかけてからのパワーは十分あります。要はぐにゃぐにゃではなくバッドはしっかりしています。
 ←パワーマスターライトコアPML100MH

オリムピック ヌーボ
高弾性なシャキシャキ感があるテンリュウとは逆の味付けのロッド。いいアクションが決まりそう。日本製。使ったことはないが握った感じ高弾性系調子か。自社窯なのにラインナップは少ない。ブランクは綺麗。ちなみにアピアのフージンもオリムピック製の模様。


ゼナック ミュートス
中弾性で粘るロッド。青物に力を入れているメーカーであり、半永久保障というのは気になります。店頭にみかけないがたまに中古で出ている。重量は結構カタログ上あるので体力がないと扱えないかもしれませんね。長いロッドは少なく磯向きが多い様子。

★★★ヤマガブランクス ブルースナイパー★★★
九州のモンスターが出るフィールドで鍛えられてるからパワーがあります。稀に店頭でもみかけます。重量は重めにおもわれますが、パワーと比べると軽い。デザインはシンプル。高弾性系のようです。Mでも他社のMH以上のパワーがあります。Mで100gのジグも投げられるようです。Mで5kgくらいのブリであれば全然いけます。それなのに約250g!このブログのタイトルにあしらうならばこれを買え。40gメインの使用であればMLで良いです。ナノカーボンではないけど、Early for Surfというニューシリーズも出ていますのでそちらも気になりますね。

 結局なにがオススメなのか
駿河湾では10ftは欲しいです。短いほうが扱いやすいけど、このくらいの長さに慣れたほうが後々良い。飛距離有利だしブレイクを避けるのに有利、ティップが入るロッドになるのでプラグも使いやすい。10ft以下を買うならライトゲーム用かエギングロッドのほうが使えるんじゃないかと思います。
大型も視野に入れる、潮流が早い場所で釣る、できるだけ堤防からぶっこ抜きしたい人はMHを買ったほうが無駄がないです。プラグを投げる、ヒラメも釣りたいならM調子のほうが良いです。
ただメーカーによって表記が同じでもけっこう違うので、使ってみて自分に合うものを探すことになってしまうと思います。

最終更新:2021/12/9

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